izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

英国映画「パレードへようこそ」に笑って、泣いて、感動!

2015-06-05 16:02:11 | 映画

雨の降る一日、映画を観にシネスイッチ銀座まで。

英国映画「パレードへようこそ」(原題は「PRIDE」)だ。

 

1984年サッチャー政権下、炭坑閉鎖の危機の中で、炭坑労働者達のスト支援に立ち上がったレズビアンとゲイのグループLGBT。。。

ウエールズの保守的な村で炭坑閉鎖を打ち出した政権に対して戦う炭坑組合員達と、常に社会から差別を受け家族からも周囲からも認められないゲイ(それにレズビアン)。。。

境遇は違っても気持ちは通じる。炭坑労働組合員とレズ&ゲイ達の深い友情と感動の実話だ。

 

バケツを手に、街頭に立って募金を集めるゲイ達の強さと弱さ、ただ一人レズの立場で活動に参加するステフ(フェイ・マーセイ)の潔さ、活動をリードするマイクの熱い心。。。。。

保守的な男性達に対して、積極的にゲイ達を受け入れて、一緒に楽しみ、戦い、友情を深める女性(オバさん)達。。。イギリスはどちらもこちらも(政権側も労働者側も)女性が強いのだった!

 

『リトルダンサー』、『ブラス」、に続く、サッチャー政権下の炭坑閉鎖危機に伴う住民の暮らしを背景にした実話。

書店主ゲシンに、B・カンバーバッチの「SHARLOCK」でのモリアーティ役アンドリュー・スコットが!

それに、「ウィッチャーの事件簿」のパディ・コンシダインが!と、いつも見ているAXNミステリーでお馴染みの英国俳優の顔を見るのもなんか愉快。

 

ウェールズの広大な野山の広がり、雪に覆われた大地を走る一本の道、炭坑の街並み。。。

景色を眺めるだけでも十分に楽しめる。

久しぶりに大きな映画館のスクリーンを見ながら、笑って、涙しての感動!

人と人の繋がりって、素晴らしい!

 

英国映画って、決して”若者、美人、イケメン、セクシー、強者、セレブ”が主役じゃないところが大好きだ!

CSで観た「カルテット!人生のオペラハウス」(ダスティン・ホフマン監督!)も、主役は老人ホームで暮らす引退した音楽家の4人(マギー・スミスが歳取って!)。周囲も全員が老人で、若いといったら老人ホームの施設長だけ!(そういえば、この映画には、ポアロの秘書ミス・レモン役を演じていたポーリーン・モランも出ていた)

最近、映画は、もっぱらCSのAXNミステリーか、イマジカ、を観てるせいか、見方がちょっと偏りがちではありマスが、「パレードへようこそ」はよかったよ!

公式ホームページは  http://www.cetera.co.jp/pride/  

 

 

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