izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

本を捨てて

2015-08-30 15:12:25 | 日記・エッセイ・コラム

住んでいるマンションの部屋を移ることになった。

3階から5階へ引っ越しだ。

 

5階の部屋はそれまで一度もリフォームをしていなかったらしく、マンションが建った当時のまま。。。

たまたまのぞいた姪が曰く「昭和の部屋だ〜!」。

壁も床も天井も、キッチンも浴室も、トイレも部屋壁も、ぜ~~んぶリフォームだ。

 

工事が始まったのが7月。

8月末(から9月初め頃)に終わる予定だったが、内部はまだまだ壁も天井も剥き出しのまま。。。いつか終わる日がくるんだろうか?状態。

それでも、その日に備えて、住んでいる方の部屋はせっせと引っ越し準備。

 

ウチは2人とも、持たない、捨てる、がモットーなので、モノはあまりない。

それでも、仕事で積もり積もった大量の本、雑誌、資料、名刺、写真、などなどがわんさか。。

町田 康、藤原新也、ユルスナール、ボルヘス、ヘッセの晩年のエッセイ、須賀敦子の本、詩集。。。どれも好きで、大事に取ってある本も、もう処分(昔の本は活字が小さい!今じゃ読めないよ~!)。

大量の洋書は主に仕事の資料にしたインテリア、テーブルセッティング、リビング、ティファニーやヴィトンの豪華な写真版の社史等々。。。重さで本棚の棚が一段外れたよ(!)。

 

小学校1年から中学3年までの通信簿が出てくる。

「統率力があり、クラスを纏める力がある。字が美しい、美的感覚がある。。。」(!)とあって気をよくするも、小学校3年生だからなぁ~。。。はたち過ぎればただの人、だ。

「公共のことに無関心な面が見られる」ともある。う〜〜ん。問題意識に欠ける、ってことだね。。。先生は鋭い!

横から「そんなものよく取ってあるね~!」と呆れた声が。

なんでも捨てるクセにヘンなものが取ってあるのだった。

 

仕事で書いたエッセイやショートショート、あるいは、編集した雑誌や本。。。。よくこんなうまい文章が書けたもんだな~と自分で感心する。。

思えば、バブル真っ盛りの頃、鴨料理で有名なパリの『トゥールダルジャン」が東京に出来て、その商品カタログとか、高級家具を扱う商社の宣伝用パンフレットとか、デパート、化粧品メーカー、ファッションメーカーのPR誌。。。。革命200年記念のパリの取材にも行ったなあ。。。それらの仕事を今見ると、あれは何だったんだろう???と思うことしきり。。。

 

古い武術の雑誌も出てくる。。。。ペラペラとページを繰っていると、何度も読んだ銭 育才さんが書いた文章が載ってるページを発見!

そう言えば、こんなこと教わったなぁ~。今読み返すと、とてもよく理解できることがある。。。

当時はよく分からなかったけど、今なら身体で理解できる。これは別に打ち込んでおこう。。なんてことやってるから、ちっとも進まない。。。

 

その間に、トイレのドアを前にするか?横にするか?ドアはこれでいいか?とか、コンセントの位置はどことどこにするか?とか、こまこましたことが出てくる。。

引っ越しできるのは、さて、いつになることやら?

 

コメント
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