izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

年寄りの会話は 含蓄に富んでいる!?

2016-04-08 13:07:35 | 日記・エッセイ・コラム

バスに乗って、耳に入ってくる誰かの会話を聞くともなく聞いているのが好きだ。

 

毎週木曜日の朝、太極拳の指導教室に向かうために根岸駅からバスに乗る。

最近よく顔を合わせる、高齢の男性2人組み。

歳の頃は、う〜ん、70代後半から80代、かなぁ〜。。。

古くからの地元の友人らしく、昔の土地の話しやら噂話やら、結構お喋りだ。片方がよく喋り、もう一方は相づちを打つ。

 

バスに乗ると、2人はいつも一番後ろの席に坐る。

ある時の会話ーー

「このバスは新型だな。窓が広いや」

「これいいね〜。。座り心地いいし。。もうずっと坐っていたい」。。。。

「あ、その横、あの女の人にとっといて(大体同じ時間に乗る顔は同じ。待っている間に知り合って喋っていた中年の女性のことだ)」(!!である)

 

また別のときはーーー

「○○(誰かの名前)はもう運転もやめた、って。若いのに偉いよ〜」

「若い、ったって、もう80だろ〜?」

「まだ90までいかないから、若いだろ」(!!)

90歳までいかないのは若いっ!!ーーーいいねえ〜、元気が出るよ。

横浜は昔から ”遊び上手な中年が大勢いる”といわれる街だが、その中年も歳取って、今や ”遊び上手な高齢者” が大勢、街に出ているのであった。

 

中高年の女性同士の会話も面白いよ〜。

孫が英語が苦手だ、という話しをしていた(らしい)オバサンーーー

「そのまんま覚えなきゃ覚えられないんだ!っていうのに、『どうしてりんごがアップル(apple)っていうんだ!』っていうのよ〜」(!)

 なるほどね〜!!言葉は、どうして?じゃないものね〜。

 外国語の習得に関する重要なポイントだ。 単語は丸ごと覚えなきゃ。ね。

 

そんなこんな、バスに乗る時間って、長ければ長いだけ、いろいろな楽しさがある。

聞き耳立てなくても、年寄りは声が大きいし、自然に聞こえてくるのだ。

人生の達人のお喋りは、なかなか味わい深いものがある。

ゲームや音楽を聞いているより、ずっと面白い。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする