izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

25日は月命日だった。。

2024-12-27 16:57:18 | 日記・エッセイ・コラム

2024年もあと2日を残すだけとなった。。今年は、希直さんが亡くなったという、ワタシにとっては想定外の、最大の悲しい年だった。。

12月24日は妹の誕生日なのだが、4年前のこの日は彼女の連れ合いの葬儀の日だった。。そうして25日は希直さんの月命日。。2人とも、日が暮れて誰もいない家に帰るのは寂しいので、ランチして、夕食用にお弁当を買って帰ることに。12月は、もう、クリスマスで浮かれている月ではなくなってしまったのだ。。😅

これまで、お正月はいつもそごう・西武から送られてくる”料亭のおせち”カタログから、料亭のおせちを頼んでいたのだが、今年は”1人おせち”はあまりにも寂しい。。。思い出してはまた悲しくなりそうだ。。喪中だし。。。ということで、「手まり寿司」というのを頼んだ。松飾りや鏡餅は、”喪中の場合は飾らない”というので、なし。花だけ飾ってそれだけ。である。1人だけのお正月・・・生まれて初めての経験である。どうなることやら。。。😅

 

ところで、10日ほど前、佐島に住む友達が横浜まで来てくれて、数年ぶりにお喋りをした。希直さんが亡くなったことをブログに書いた時、すぐにメールをくれて、それがどれだけ気持ちの支えになったかしれない。彼とは「フランス革命200年祭」を迎える年に、パリに取材にいって以来のお付き合い。1970年代後半から1980年代の日本が元気でパワフルな時代ーー新しい雑誌や映画、写真等々、新しい文化や価値観がどんどん生まれていた頃である。そんな時代の先端をリードしていたカメラマンや編集者、アートディレクター、そして今は廃刊となってしまった雑誌のことなどなど・・・時代をリードする感性で仕事をしていた頃の、懐かしい思い出話を一緒にお喋りして「春になったら、また佐島に山桜を見に行きますね」と別れた。。。

 

その夜、なぜだか突然、昔観た映画「ディア ハンター」と「インドシナ」のシーンが断片的に夢に出てきたのだった。。どちらもベトナム戦争前後の時代が舞台であった。

現地に残っている(はずの)親友を探しに再びベトナムを訪れるロバート・デニーロ。やっとのことで探し出した彼(クリストファー・ウォーケン)は、麻薬漬けで記憶もなくし、ロシアンルーレットの賭けをやらされていた。。夢に出てきたのは、2人でテーブルに向き合って座り、代わる代わる銃を手に引き金を引いていくシーン。。 

もう一方の「インドシナ」は、カトリーヌ・ドヌーヴが主演。旧フランス領だったベトナム王朝が崩壊して、北ベトナムの共産党が支配する時代のストーリー。養女にしていた旧王族の娘が独立運動に関わり、やがて、ベトナム解放後にパリでの調停の舞台に登場する。。旧ベトナム時代に王族と共に船に乗るカトリーヌ・ドヌーヴの姿が強く美しかった。。 

 

普段はほとんど夢を見ることもないのだが、夢に浮かんできた2本の映画はどちらも関連がなく(昼間のお喋りとは時代も違うし)、起きた時はただ懐かしく、哀しく、美しく、郷愁の思いが胸に広がったのであった。なんでこんな夢を見たんだろうなぁ〜。。

 

 

コメント
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