3日連続の「夏日」にはならなかったものの、気温は24.6℃と夏らしい気候...。湯の
川温泉鎮守・湯倉神社では、「夏越の大祓」に合わせて「夏詣」として、境内の東側にある
参拝者休憩所「常若の杜」に“風鈴”を吊し、夏らしさ演出し楽しませていたことを思い出し、
今日の天気なら涼しげな音色を響かせているのではと、少し遠回りして立ち寄った...
想像通り、100個を超えるガラス製の“風鈴”は、ほどよい風に揺れ、涼しげな音色を境
内に響かせている...。風鈴の音を聞くと何となく涼しく感じられるが、いわせると、“風
鈴”の音は水の音と似ており、「“風鈴”の音=涼しい」という日本人ならではの条件反射
からそう感じるのだという。涼しさばかりではなく、“風鈴”の下で音を聞いているとリラック
ス出来るようで、東屋で休んでいたご老人は「心が癒される」と立ち上がろうとしない...
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函館の夏を彩る“函館野外劇”...。第33回公演「星の城、明日に輝け」が、五稜郭公園一の
橋前広場で開幕。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止に追い込まれ、今年は2年ぶりの
開催。しかし、1年経っても新型コロナの感染状況は改善されずに、今年は感染防止に万全期
してこれまでの夜間から午後に変更、観客席を減らし、さらに出演者も全員マスクをしての公
演となった。公演は、8月15日まで毎週日曜日、午後3時から約1時間で観覧料は無料...
“函館野外劇”は、「星の城、明日に輝け」をテーマに、市民ボランティアが創り上げてきた函館
の歴史スペクタクル...。今年の公演は、今月中にも登録が予定されている「北海道・北東北
の縄文遺跡群」世界遺産登録応援公演と銘打ち、縄文人の登場で始まる。アイヌ民族の伝承に
ある「コロポックル」が案内役を務め、200人を超える市民出演者が歴史物語が進められる..
黒船来航のシーンではペリー提督が登場、各国の国旗によるフラッグダンスで箱館の開港
時の賑わいを、また、箱館戦争の場面では土方歳三と新政府軍との戦いは刀を振りかざし
ての迫力ある殺陣を披露し会場を盛り上げる。その後、港町の繁栄を、よさこいソーラン踊
りでその賑わいを演出。また、幾度となく函館の街を襲う大火を乗り越え、未来へと続く函
館の歴史を1時間余りに渡って熱演し、フィナーレは出演者・スタッフと観客席が一体とな
って新井満氏作詞・作曲のテーマ曲「星のまちHAKODATE」を歌い、来年の再会を誓う...
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我が家の近くを流れる“亀田川”...。函館市北部の横津連峰を源に函館市中心部を流れ、大森
浜から津軽海峡に注ぐ約20kmの二級河川。平成の初め頃に河川改修が行われ景観も良く、散
策路も整備され、特に春先満開のサクラを眺めながらウォーキングで楽しむなど良く利用させても
らっている。ところが、最近では河川敷の草や樹木が茂り、散策路からは川の流れが見えない...
7年ほど前に河川敷のネコヤナギが伐採され、近所の方は「川の流れを阻害するらしい」とのこ
と...。当時は確かにと理解したが、あれから7年で樹木も生長し、河川敷は緑に覆われ散策路
からは水の流れる音はしても、その流れが見えないところが多々多い。最近各地で大雨による河
川の増水被害が発生し、河川敷の樹木が被害を大きくしているが、“亀田川”もちょっと心配だ...
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お願いした講演会の講師との打合せ...。「遠くに行きたくないので、ホテルのカフェに来
て」と呼び出され、JR函館駅近くにあるリゾートホテルの1階にあるカフェで落ち合った。ホ
テルのそれほど広くない場所にあるカフェの一番奥の席に着き「コーヒーでも」と声を掛け
ると「いや、ここはシェイクが美味しいからと」と有無を云わさずオーダーをしてくれる...
このホテルのカフェは、椅子席で12,3人ほどとそれほど広くないが、明るく何故か落ちいて話が
弾む...。ほどなくして運ばれてきたのは“ストロベリーケーキ シェイク”夏期間の限定でスポン
ジケーキの上に生クリームが乗せられ、さらにストロベリーソースが掛けられている。混ぜ込んで
太めのストローで吸い込むと、甘さとスッキリした爽快感を味わえるまさに夏の「飲むケーキ」...
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江差町は、日本海が望めることで綺麗な“夕陽”が見ることが出来る...。NHKテレビの夕方
の天気予報の時間にたびたび江差の素晴らしい夕景が流れているが、今日は自分の目で
“夕陽”を、とアオサギが営巣を行っている沖合の岩場を前に立った。“夕陽”は西に傾き水平
線に近づくにつれて迫力を増し、何か活力を与えてくれるような底力を感じさせてくれる...
日本海に沈む“夕陽”見て歩いているという、函館から来た若いご夫婦も「今日の“夕陽”が一
番!!」と感動した様子...。確かに、岩場のシルエットが浮かび上がり、澄みきった“夕陽”に見
とれると、立ちすくんでしまいそう。江差町は「日本の夕陽百選」に選定された名所でもあるが、
若いご夫婦のようにせたな町から松前町まで日本海に沈む夕陽を見て歩くのもありかも...
( “夕陽”は、日本海に浮かぶ奥尻島の島影に落ちていく... )
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7月1日、9年ぶりに函館港に入港したフランス海軍艦船“デュピュイ・ド・ローム”が、今朝、
長崎県佐世保港に向け函館港出航...。入港時に撮影したかったのだが、午前9時入港
予定がなんと7時30分頃には港町ふ頭に着岸し撮影できず、今日リベンジを兼ね北埠頭か
ら見送ってきた。“デュピュイ・ド・ローム”は、情報収集艦で函館港には3回目の寄港とか..
今回の寄港の目的は、補給と乗組員の休養が目的...。しかし、コロナ禍のためか乗組員の上
陸はなく、過去には歓迎セレモニーや市民との交流イベントもあったが、今回はなく今朝静かに
船尾のフランス国旗をたなびかせ出航した。ちなみに、“デュピュイ・ド・ローム”は、全長102
m、排水量4,770㌧、乗組員101人、しかし、フランスの艦船が日本近海で情報収集とは...
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梅雨の時期に咲くといわれている“タチアオイ(立葵)”市内あちこちの庭先や路肩に鮮やかに
赤やピンクの大きな花びらを広げ咲き誇っている...。本州では梅雨が始まると下から順に
咲きだしも最上部の花が咲くと梅雨が明けるといわれ、季節を計る物差しにされているようだ
が、出来れば“タチアオイ”の花が最上部まで上り詰め、早めの梅雨明けに期待したい...
亀田町跨線橋下の側道脇の“タチアオイ”、昨年秋に工事用の事務所が建てられて半分程度
削られていたのを目にし心配したが、今年も赤やピンクなど色とりどりの花が咲き誇り、側道を
走るドライバーの目を楽しませている...。“タチアオイ”の花は、一重や八重のもの、色も赤、
ピンク、白、紫、黄色など多彩で、花の直径は大きいものでは10cmを超える大輪もある...
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