犬神スケキヨ~さざれ石

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拉致(本当の意味)

2017-03-02 09:30:39 | 草莽崛起
さて今回は拉致について改めて考えてみたいと思います。

今回の話しは、いつもと同じ様に問題提起の一つでもあります。

しかし、北朝鮮に同胞(はらから)の拉致事件の本当の意味を見つめ直し、今そこに迫る危機について考えようと思います。

是非、皆さんも自らに引きつけて考えていただけたらと思います。

拉致が示す意味

北朝鮮による日本人拉致事件とは、何なのでしょうか?

それは

主権侵害

この一言に尽きます。

主権国家が他の主権国家の主権者を拉致する事は主権侵害にあたります

つまり、北朝鮮から我が国への戦争行為です。
拉致された人々への人権侵害ではありますが、その本質ら人権ではなく国権の問題です。

国権を侵されたからこそ、人権侵害が起きているのです。

国権が侵される事態とは我が国の安全保障が著しく脅かされているのです。
これは我々は侵略されているということです。

拉致が他人事ではないというのは、つまり我々自身の身の安全や生存が著しく脅かされているということ

侵略者がいて、我々が暮らすこの国を侵略し、更にその侵略者は未だ日本にいる。
日本にいて、我々の生存を脅かしているのです。

その侵略者はいつでも、本国の命令一つで我々自身、我々が愛する人の命を奪うのです。

拉致とは、つまり我々の生存権を侵害している

いつでも、明日でも、いや今日、たった今、あなたを殺そうとしている。
あなたの愛する人の命を狙っている。

それが、一体いつから行われていたのか?
いつ、終わるのか?
それが全く解らない…

これが拉致の真の意味なのです。

世界は我々を待ってはくれない

皆さんもご存知の通り、つい最近金正男なる人物が殺されました。

これは北朝鮮最高指導者金正恩の腹違いの兄です。

北朝鮮国内では数々の人物が粛清され殺されました。

しかし、儒教の国で金正恩という男は直系の長男である金正男を追い抜き三男である自身が最高指導者の立場にたった。

これは儒教精神からすれば考えられない。

しかも、先ず自らの叔父を殺し、更にちの繋がった兄までも殺した。

一連の粛清を見れば、これは
金正恩の身辺に何かが起きている
そう見えてきます。

北朝鮮内部の事は、正に鉄のカーテンが分厚くほとんどわかりません。
状況から推論するしかない。

しかし、状況を見れば『なにか』が起きているのではないか?

また、金正男は支那の重要なカードでもあったはずです。
それが、あんな荒っぽい手口で簡単に殺された。

北朝鮮、支那…
これは我々の知り得ない何かがある。

金正恩は常に暗殺の危機にあり、それが故に疑心暗鬼に陥っているのではないか?
或いは徹底的に力を誇示し、国内をグリップしている。
様々な憶測は流れますが…
共通した識者の認識は

北朝鮮は何かが起きている
そして
北朝鮮は近い将来何かを引き起こす

その様なものではないかと私は認識しています。

アメリカの動き

米韓軍事演習が行われています。

斬首作戦
この様に銘打って軍事演習をしています。

斬首とはつまり『北の首領を斬首する』。

金正恩の首をとる作戦です。

アメリカ大統領がトランプ氏に代わり、米軍は前オバマ政権で出来なかった事を進言しています。

前政権では、これはもう酷いもので、やらなければならなかった事をやらずにいた。
だから、支那は南シナ海に覇権の手を伸ばし。
北朝鮮は核まで持ち、ミサイルも精度を上げた。

イランには緩やかな核開発を許し。

この政策を現政権は転換しようとしています。

イランへの制裁を再開し、中東に陸上部隊を送ろうとしている

ご存知の様に、北朝鮮の核やミサイルはビジネスです。
つまりは商品。
北朝鮮とてアメリカにミサイルや、核を使えば間違いなく報復に遭い自国は消滅します。

アメリカの圧倒的物量の前では、これは自殺行為です。
アメリカも被害を受けるが、それ以上に北朝鮮は被害を受けます。

しかし、ミサイルや核を例えばイランに売ったなら、イランからミサイルはアメリカに届くのですから、これはアメリカにとって見過ごす事のできない脅威であり、安全保障上の重大な懸念となります。

アメリカは自国防衛の為なら形振り構わず手を打つ

アメリカはイランと共に北朝鮮にも手を打つことは明白です。

これは、くだらぬ憲法を抱え、それが故に自国の安全保障をアメリカ頼みにしている
我が国にとっても重大な問題になる

拉致は拉致だけではありません。
安全保障上の重大な問題です。

それは他人事ではない。

今そこにある、我々の問題です。

今そこに危機や脅威が迫っているのです。

今年、朝鮮半島は重大な局面を迎えるだろうというのは良識ある識者の大方の見解です。

何が起こるのか?

それは解らない。

けれど
世界は待ってくれない!憲法を改正する事、法律を作る事よりもずっと早いスピードで動いている

憲法改正も間に合わない。
法改正も間に合わない。

そんな事態を迎えるのです。

世界が重大な局面を迎える時、我が国はそれに乗じて拉致被害者を救出する準備があるのか?

我々はイザと言う時の為に議論を尽くせているのか?

私には、我が国と国民が備えられているとは到底思えません。

世界は突然あらぬ方向に進んで行くのです。

あなたは備えが出来ていますか?