コロナウィルス感染者が数字上、少し下がり始めたようですが、実際にはどうなんでしょうか。
検査数と感染者の関係がハッキリと把握できないので予断は出来ない状況かと思います。
例えば、検査数100に対しての死者数と検査数200に対しての死者数では致死率が変わってしまいます。
過剰かとも思える自粛要請ですが、感染者数が減少しているならば、暗闇に光を見つけることが出来ます。
そこで、一体いつまで自粛すれば良いのか?
そう言う議論も散見される様になって来ました。
閉じた袋の口をどの様に開けて行くかは非常に重要な話しです。
イタリアやアメリカは経済活動を再開すると言う様なニュースも流れています。
もちろん経済は重要で、人間食べていかなければならないですから。
対応が早ければ当然ながら活動再開も早く出来ると言う事です。
そこで忘れてはいけないのは防疫は安全保障であると言う事です。
例えば先の大戦に於いても、軍は防疫に力を入れていました。
兵士が病気になっては安全保障に穴が開くからです。
それは現代社会においても同じ事で、この様にひとたび病気などが蔓延し、経済活動が停滞すると安全保障に影響します。
実際、支那はこの騒動に乗じて我が国領海を頻繁に侵犯し、台湾を腐った空母で威嚇すると言う行動に出ています。
また、実はアビガン等新薬の特許が支那において期限切れしてしまうのです。
そうなれば彼の国はジェネリック薬品を大量に作り世界中で売りまくるでしょう。
発症国が一番金を稼ぐ
つまり、火を付け回った奴が火事がおさまった後に防火グッズを売りまくり儲ける
その様な事になりかねないのです。
毎度申し上げてますけれど安全保障と経済は車の両輪なのです。
経済の落ち込みは、そのまま安全保障に影響し、安全保障上の問題は経済に影響するのです。
では現在のコロナ禍はどうか?
ウィルスの蔓延は安全保障上の問題で経済に大きな影響を与えている
全くセオリー通りです。
安全保障にはコストがかかります。
コストをかけない安全保障はありません。
経済的負担が生じます。
経済的に問題が生じたら、単純に安全保障にかけるコストが捻出出来ません。
現在コロナ禍で経済活動に影響していますが、景気の減退は始まりは昨年の消費増税で、そこにコロナが追い討ちをかけ、更にオリンピック延期が追い討ちをかけます。
今般、給付金等の経済政策、景気対策、金融緩和はそれそのままに
コロナ終息の為のコスト
その様に考えます。
コロナ終息は安全保障上の大問題です。
コロナを早期に終息させ、経済活動を少しでも早く再開させる。
その為に必要なコストを惜しまない。
当たり前の事です。
そして我が国は、そのコストを出せるだけの体力があります。
通貨発行益や純資産等、ハッキリ言って世界一です。
通貨への信認も高い。
必要なコストを惜しむことなく、1日でめ早く終息させ、経済活動を再開して経済と安全保障上の問題をクリアせねばなりません。
もちろん、今すぐにでも経済活動を再開せよ!と言う声もあります。
しかし、事は慎重によく考えなければなりません。
第二波、第三波に充分警戒し更なる悲劇を避けなければなりません。
政府にはとにかくコストを惜しむな!
中途半端な政策では国民はコロナウィルスと飢えで死んでしまうのです。