●本日午前7時曇り まだ雨が降る予報 時折強い風が吹いています
【ARISSat-1】人工衛星になってから1か月過ぎました。この衛星のことはだいたい分かって来ました。1000bpsBPSKのTelemetryが「パラッ」とデコードする時の面白さは確かにあります。私が採っているFramesの倍はデコードするのが普通みたいです。まあまあの仰角のパスがだんだんと午前の時間の方へずれて来ました。日中、時間に余裕のある人でないと追えないのが、何とも言いがたい衛星です。今日は仕事、夕方帰宅
【ARISSat-1】17:47 最初信号見失ってました。それとも実際に出てなかったか。途中から捕捉。High Power Modeでした。Telemetry Frames19 KURSK Frames18 Toal37Framesでした。まずまずですが、実際はもっと多く採れるのでしょうね◆このパスでTelemetry Frames25 KURSK Frames25 Toal50Frames採っている局が居ます。これが普通と思えます。
【ARISSat-1の1か月】少し整理しておきます◆「ソフト面」①Linear Transponder 使えます。HighPowerModeの時は連続、LowPowerModeの時は間歇でONになりますが、本来のDown信号が弱いことと、QSBにより信号の浮き沈みが激しいので、QSBの山で信号が強くなった一瞬を捉えてQSOする必要があります。交信はかなり難しい状況です。私は11回、6局としかQSOしておりません②Voiceモード キーワードを含んだFM音声信号を聞くことが出来ます。それとRobot36モードによるSSTV信号が降りて来ています。これもQSBによりノイズ線が入ってしまうことがしばしばですが、まずまずの画像を皆さん取得しています③Telemetry 1000bpsBPSKのTelemetryを受信することが出来ます。10eleシングル八木で受信出来ますから難易度は高くないですが、ちょっとしたテクニックが必用ということでしょうか。誰でもが親しめる衛星なので当然のことながら、無償で提供されているデコーダーARISSat-TLMを使ってデコードします。管制局のサーバーに自動で受信データを送るシステムになっています。世界中で受信されたデータを集めるシステムは、今後標準になって来るでしょう◆「ハード面」①バッテリー 何といってもバッテリーはウィークポイントになってしまいました。テスト段階からうまく行ってませんでした。それとどうも太陽電池からうまく充電しないようです。いっそバッテリーなど積まない方が良かったくらいです。充電してISSから展開した直後の方がトラポンでの交信が容易でした。その後どんどん交信しずらくなって来ました②アンテナ 70cmバンド(435MHz帯)のアンテナの一部が欠損しています。これはアクシデントによるものですから責められませんが、私の見立てでは、起こる可能性は大きかったと言えます。それは裏面をおろそかにしたからです。宇宙空間では裏表はないはずなのに、地上では明らかに裏表になってました。ARISSat-1が地上にあるときの全ての画像で70cmのアンテナの付いている方の画像はありませんでした。70cmのアンテナに対して注意力が散漫でした。結果としてエレメントを折ることになってしまったと私は見ています◆使わせてもらっている身でかってなことを申し上げていますが、この衛星のための寄付はちゃんとしていますので、念のため(もっとしなくてはいけないか…)
【サテライターのつぶやき】『もうSバンドは運用される見込みがないので、ローテーターでアンテナ回すのやーめた!』とアメリカのボブさんが言っています◆『AO-40のように見事に働いていたSバンドシステムがなつかしい。AO-51で、今後Sバンドの運用が見込めないのだから、わざわざローテーターでSバンドのアンテナを回すこともないからなぁー Sバンドbye bye』
【週刊アムサットニュース】ちょっとボリュームがありすぎて読みきれません。FCD用のSDRの紹介がありました。これは、だいたい分かりました。