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【ST2 体験記】「動作試験・実用編」④
DDESat32は使わなくてもローテーターは動きました(解説未了)課題が一つ残っています。それはアンテナ位置情報電圧と実際アンテナが向いてる方向との誤差が現状大きすぎることです。これを完全に調整しないと「実動」という訳に行きません。
【ST2 USB概観】USBソケットを使うタイプの様子を見ておきます。以下、回路図を見ての解説です◆ご存知のとおり、USBは端子4本で1番5V、2・3番信号、4番アースです。信号経路2本で全ての情報をやりとりしていることになります。回路図を見ると「FTDI232RL」というMODULEで、何のことはないRS-232Cで使うのと同じ信号を作り出しているのです。すなわち「RXD」「TXD」「CTS」「RTS」がCPUとしてのPIC16F878に行っています。型番に232が入っていることからもその様子が伺えます◆RS232タイプではローテーターのリレーを動かすのに2SC547を4本使っていますが、USBタイプではリレードライバーとしてのIC「ULN2803」を1個使っています◆基板上ですからケースに入れてしまうと表面パネルからは見えないことになりますが、ローテーターの動作確認用のLEDランプが4つ付いています。表面パネルに引っ張り出して使うと良いでしょう◆G-5500から供給された12Vから3端子レギュレーター「7805」で5Vを作っていますのでUSBからの5Vはジャンパーピンで使わないように出来ます。12Vは他で使いますので「供給が原則」のようです◆ローテーターの角度設定はWindows内臓の通信ソフトHyperTerminalから行うのはRS232タイプと同じですが、USBポートをCOMポートとして認識するのはどういうことになるのか、USBポートとの通信で9600bps、パリティー、ストップビットなど使うのかどうか、その点だけ現物合わせでないと分かりません◆以上でこのシリーズ終わりとします。
【Argentina】「Masat-1のBaeconにあなたのCallSignが載りましたよ」とLU4EUO、アルゼンチンのMarioさんから昨日の朝メールをもらいました。もちろん直ぐ、お礼の返信はしました。MarioさんはMasat-1一周年の時点で126,401Pacages受信で世界ランキング7位、ちなみに日本のJA8TCH盛(Mori)さんは159,972Packagesで堂々の世界3位◆Marioさんからいただいた.jpg画像を見ると、どんなソフトを立ち上げて衛星追尾しているかが分かり興味を引きます◆衛星追尾ソフトは「Orbitron3.71」アンテナコントロールドライバー「Driver DDE LU4EOU V1.0」「UI View32 V2.03」Masat-1 Beacon受信の「Ground Station Cliant 2012.02.20」これは確か去年の今頃の最終バージョン、あと3つほど何か立ち上がっています◆地球の裏側のサテライターも頑張っているようです。画像はQRZ.COMにあったもの、左から3番目が本人のようです。どことなくアルゼンチンという雰囲気