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フランス地域圏(州)議会選挙などにおける棄権率

2021-06-27 07:42:50 | フランス物語




最初の表は、今までのフランスの選挙(EU、大統領、地域圏(州)、県、市町村)の棄権率です。今回の地域圏での棄権率がいかに高いかわかります。
二番目の表は今回の各地域圏での棄権率です。アルザス欧州自治体を含み、なにかと揉めているグランテスト地域圏がトップになってしまっています。
フランス地域圏第2回投票に関する記事を貼っておきます。
第2回投票も、棄権率との闘いになってしまいそうです。


【パリ時事】フランスで27日、来年の大統領選の前哨戦と位置付けられる「地域圏」議会選(比例代表、2回投票制)の決選投票が行われる。

極右政党「国民連合(RN)」が地域圏で初めて第1党の座を獲得するかどうかが注目されている。一方、マクロン大統領の与党「共和国前進」は他党に大きく引き離され苦戦している。

 20日に行われた第1回投票では、右派野党の共和党が得票率約28%で首位に立ち、左派野党の社会党も善戦。事前の世論調査で躍進が予想されていたRNは約19%と伸び悩み、共和国前進は約11%と惨敗を喫した。

 第1回の投票率は約33%と過去最低を記録。調査会社IFOPが24日に発表した調査結果によれば、27日に投票すると答えたのは36%にとどまった。他の世論調査でも、共和党と社会党の既存二大政党の支持者は投票への意欲が強く、共和国前進やRN支持者は相対的に低い傾向がある。

 地域圏は、複数の県を束ね国に次ぐ権限を持つ広域地方自治体。選挙結果は国政に直接影響しないものの、人種差別的なイメージが強いRNに対する国民の嫌悪感が、ソフト路線への転向を進めるルペン党首の「脱悪魔化」戦略によって、どこまで解消されたかを測る指標として注目されている。

 第1回投票でRNはマルセイユ市を含む南部の地域圏で首位に立ったものの、2位の共和党との差はわずか。決選投票で反極右票が共和党に集まれば、逆転される可能性がある。ルペン氏は24日、ツイッターに投稿した動画で「皆さんには国が必要とする政権交代の一歩を築く力がある」と述べ、決選投票での支持を呼び掛けた。 



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