ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂北塔から、別方向を見下ろします。
放射状や長方形で形成された庭園を臨むことができます。
ここはJardin de l'Archevêchéと呼ばれています。大司教区庭園、とでも訳すのでしょうか。
ブールジュの観光案内のHPによると、フランス式庭園で、17世紀に有名な造園家ルノートルの弟子により設計されたそうです。
思わず「かの魯山人の愛弟子」というフレーズを思い出してしまいました(笑)。
地味なのは訪問した時期のせいかもしれません。HPの画像を見ると、色鮮やかな多くの花が植えられていました。
野外音楽堂(キオスク)も見えます。これは設置されて百年ほど経つそうです。
庭園の名のとおり、ブールジュはフランスに18ある大司教区の一つです(アポロ仏和辞典より)。
前回、ブールジュは県庁だが地域圏の首府ではない、とか書いていました。大司教区というのも、俗世とは違う宗教的なものとは言え、都市格を表す一つの重要な地位といえるのでしょうね。
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