古の写真で巡るフランスシリーズ、コンピエーニュ編の最後の写真になります。
コンピエーニュ城のファサードを間近から撮ったものになっていました。
ここでコンピエーニュ城の歴史を簡単にまとめておきます。
1370年頃 シャルル5世がここに城館を建てる
ルイ14世は狩りのため75回ほどコンピエーニュに立ち寄る。
1751年以降 ルイ15世の宮殿が置かれる。
マリー=アントワネットと未来のルイ16世の初めての対面の場となる
ルイ15世は、建築家のアンジュ=ジャック・ガブリエルに命じて、それまでの城館を今日の新古典主義の建物に改築させる。
大革命時 城にあった全ての調度品が競売にかけられる。
ナポレオン1世が建築家のルイ=マルティン・ベルトーに改修を命じる。
1810年3月 ナポレオン1世がこの場所に未来の妻で皇妃となるオーストリア皇女マリー=ルイーズ・ドートリッシュを迎え入れる。
第二帝政期(1852-1870) コンピエーニュ城の華やかな時代
ナポレオン3世と皇妃ウージェニーが毎年秋に狩り、小旅行、ゲーム、コンサート、演劇などの大規模な催しを行う。
第二帝政崩壊後、1874年に美術館と生まれ代わる。
1926年、乗り物博物館が建物内に置かれる
(メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンドのHPを参考にしました)
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