ARRLから、V/UHF帯を対象としたアワードが提供された。GL(異なるグリッドロケーター)を集めることにより条件を完成させる。
VUCCアワードルールの抜粋です。
・50MHz帯 100クレジット以上
・144MHz帯 100クレジット以上
・430MHz 50クレジット以上
・1200MHz帯 25クレジット以上
VHF/UHF Century Club (VUCC) Award Rules ↓ リンク切れは、ご容赦下さい。
http://www.arrl.org/files/file/Awards/VUCC%20Rules%20April%202019.pdf
追加申請(エンドーズメント)のステッカーは、以下の条件で入手できます。
50MHz: 25クレジット
144MHz: 10クレジット
1200MHz: 5クレジット
以前は、LoTWに1200MHzのQSOデータをアップロードしようとしたらエラーになっていましたが、今は問題なく出来るようになっています。
VUCCは、LoTWから直接申請できるので、紙QSLの取得無しでもOKです。せっかく交信しても、相手局がLoTWにデータをアップロードしてくれないと照合できないので、その辺りがネックになります。国内QSOでも、交信データをアップしてもらえると助かります。
50MHzで100クレジットを得ようとすると、国内のGLはすべて取得したとしても100には程遠いので、海外局との交信が必須となります。アジア・太平洋地域でクレジットをかせいで、後は他大陸をいくつかゲットすると100程度は行くかなと思います。VKやBYなどは広大な地域を有するので、なるべく多く局をかせぎたいところです。
今回、101クレジットで申請しましたが、リグはFT-2000Dに、ベランダ設置の3ele HB9CVという、貧弱な設備です。FT-2000Dは、50MHzでMAX200W出力ですが、アンテナの耐入力がそこまでないので、150W以下に抑えての運用です。昨今、FT8電波形式の登場で、これくらいの設備でもDXQSOのチャンスは回ってきます。ただし、BigGunが交信しているようなレア地域の信号は見えないことも多いのですが、その辺は割り切って「強く入感している局を呼ぶ」方式に徹しています。
なかなか100クレジットに届きませんでしたが、A61QQ(United Arab Emirates)と、UN6T(Kazakhstan)が、同じ日にLoTWにデータをアップしてくれたので、101になりました。
50MHzは101ですが、144MHzは14クレジット、430MHzは2クレジットしかありません。特に144MHzから上では、LoTWにデータをアップしてくれる局は稀なので、かなり難しいでしょう。
費用は、35ドル15セントでした。クレジットカード払いOKです。DXCCと同様に、紙QSLでの申請もできますが、料金が若干高くなります。申請料は、ARRLのメンバーか否かで差があります。詳細は、VUCCルールを参照下さい。
VUCC Application から指示通りに必要事項を入力していくと、申請が完了します。Application Historyで、StatusがSent になっているのが確認できたら、後はアワードが到着するのを待ちます。
アワードが無事に到着したら、お知らせします。
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追記
申請から2日後に、Status が Finished になり Award Deskに受け付けられました。処理は早いですね。VUCCのリストを見ると、申請したコールサインが確認できます。
http://www.arrl.org/vucc-standings
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申請から約5週間後に、ARRLから賞状が筒に入って到着しました。エアメールの送料は17ドル25セントです。PDFだと送料はかかりませんが、やはり紙で貰うと達成感があるような気がします。
アワード番号は、3285です。25クレジットずつエンドーズメント(追加申請)が可能なので、もう少しは増えるかもしれません。(現段階で、122クレジットです。)