讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

FT-847の、側面取っ手が切れた。

2020-08-15 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
 FT-847は、故JG1SME笠原氏から、生前に購入したものである。彼とは高校時代からの知り合い(同じ高校ではないが)で、50MHzの山岳移動やKH2(GUAM)のDXバケーションに行ったりした。移動運用の写真は、CQ誌のローカルトピックスに投稿して採用されたこともある。病気により50代前半という若さで亡くなったが、TS-600/FT-847といったリグを、もう使わないからという理由で譲り受けたのである。

 FT-847は、衛星通信に便利な機能が搭載という宣伝文句で販売していたと記憶している。フロンドネルにも「SATELLITE」の表示がある。


 実際にFT-847を使い、FO-12(ふじ1号)FO-20(ふじ2号)などの低軌道衛星経由で、日本及び近隣諸国とQSOを行っていた時期もある。低軌道衛星なので、せいぜい近隣のアジア諸国くらいしかウィンドウがなかったのである。それも、AOS(衛星の出)からLOS(衛星の入り)まで、15分以下というくらい、あわただしいQSOだった。

 今は衛星用のアンテナ(といっても、144/430MHzのCushcraft社、5ele水平偏波八木だったが)も撤去しており、たまにHFを聞いたり、一部のVHFのユーティリティ無線を聞いたりするのに使っている程度である。業務用無線は、ほぼデジタル化してしまったので、なんとも寂しい限りではあります。そこそこ大きいリグなので、FT-2000Dの上に置いてます。

 で、先日FT-2000Dのファームウェアをアップデートしようとして、FT-847を動かそうとしたのである。FT-2000Dのソフトをアップデートしようとしたら、底板を外して小型のディップスイッチを切り替える必要があり、かなり大変な作業になる。

 FT-847の側面には持ち運びが便利なように、取っ手がついている。かなり重いので、当然取っ手を持って移動しようとしたら・・切れた。


 リグは、そのまま床に落下。オーマイガー! しかし側面から落下したので、一番弱いフロントパネルは無事だった。ふー、不幸中の幸いだったな。下手に壊したら、古いリグなので修理もままならないだろうし、笠原氏にも面目がたたない。

 取っ手には、特別な力を加えたわけではないので、経年劣化による強度不足だったのだろう。もうこのリグを頻繁に持ち運ぶこともないので、このままでいいかなと。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« YAESU HF~50MHzトランシーバ... | トップ | 中華製ハンディホイップアンテナ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

無線・ラジオ・家電・パソコン」カテゴリの最新記事