讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

2023年軍艦防波堤を語る会_福岡県北九州市若松区

2023-12-21 20:00:00 | 日記

 2023年4月2日(日)に、若松の旧古河鉱業若松ビルにおいて、「軍艦防波堤を語る会」が行われましたので、参加してきました。


 旧古河鉱業若松ビルは、若戸大橋が見える風光明媚な場所にあります。駐車場はないので、近くのサンリブ(スーパー)の有料駐車場を利用します。90分までは無料で、サンリブで1,000円以上買い物をすると、さらに90分(計180分)まで無料で停められます。超過時間は1時間100円なので、若松散策にも便利でお得です。


 軍艦防波堤とは、太平洋戦争を生き残った旧日本海軍の3隻の駆逐艦「柳・涼月・冬月」を防波堤として港に沈めて造ったものです。涼月・冬月は太平洋戦争末期に戦艦大和とともに沖縄特高作戦に従事しましたが、大和や他の艦が撃沈されるなか、被弾しながらも辛うじて佐世保に帰還できた艦です。特に涼月については前部が大破したため前進が不可になり、沈没寸前になりながらも後進で戻ったということです。大破した前部の部屋を3人の乗組員が内部から塞いだため沈没は免れましたが、3人とも殉職されたとのことです。


 現在の状態は、涼月・冬月は完全にコンクリート岸壁に埋まってしまい見ることはできませんが、唯一柳の一部が露出している状態です。当該岸壁は釣りをする人が多く、休日になると多くの釣り人が訪れます。駐車スペースもあるので、見学は自由にできます。場所が分かりづらいので、行き方の地図を載せておきます。


 参加費は無料で誰でも参加できます。当日は13時開会で15分前に行ったところ、ぎりぎり座れましたがすぐに満席になりました。座れない場合は立ち見か、2Fの部屋にプロジェクターが設置されているので、そこでリモートで見ることはできます。

 会場内は撮影禁止なので写真はありませんが、TV(おそらくNHK)の取材が来ていました。内容としては、軍艦防波堤に使われた3隻の駆逐艦の概要説明や、乗組員の証言(過去に生存者から実際に話を聞いた内容)の紹介などがありました。また、血縁関係にある方たちの話などを織り交ぜて会は進んでいきます。太平洋戦争自体がどうのこうのという思想的なものはないので、一般の人でも気軽に話を聞けると思います。また、こういう軍艦を防波堤にしたものは珍しいし、知らない人も多いと思うので会の意義は大きいかなと思います。スタッフの皆さんは、ボランティアで運営されています。参加者は関西や関東といった、福岡以外からも多く来られており年々参加者が増えている感じはします。16時閉会の予定でしたが、30分ほどオーバーして閉会となりました。

 せっかくなので周辺を散歩していたら、年代物のポンプを発見。いまでも使えそうな雰囲気ですけど、人のものなので写真だけ撮影させていただきました。


 旧古河鉱業若松ビル 福岡県北九州市若松区本町1-11-18 P近くのサンリブが便利 

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