讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

2023年6月_北海道旅行記その17 根室市「落石峠」⇒「根室市歴史と自然の資料館」⇒「根室車石」⇒「明治公園」⇒「オーロラタワー」

2024-03-17 20:00:00 | 旅行

 根室も何度も訪れてはいるのですが、未踏の場所も残っています。今回は「落石峠」を目指すことにします。落石峠までのルートは、途中までしか車で行くことはできません。

 ゲート近くに駐車して歩いて行くことになります。ツアーだと、まず訪れない場所だと思います。ここから徒歩25分と書いてあります。

 歩き出すと、廃墟がありました。「落石無線電信局跡」の碑があります。1908年(明治41年)に開局した無線電信局で船舶や航空機との業務通信を行っていたとのことです。

 かつて90mのアンテナがあったということなので、これが基礎部分なのでしょう。

 たぶん、アンテナ柱を支えていたワイヤーアンカーの跡と思われます。(数基残されています)

 木道が整備されているので歩きやすいです。羆出ないでくれよー。気休めかもしれませんが、100均で買ったおこちゃま熊鈴を鳴らして歩きます。

 だいたい20分ほど歩くと、灯台が見えてきます。今日も天気が悪いっす。一般人はこの木道を歩かないといけませんが、関係者用の車が通れる道は別途あるようです。(灯台のメンテナンスに必要だし)

 案内板とおり、徒歩約25分で灯台まで到着しました。

 波がどっぱーんと砕けています。落ちたらひとたまりもありませんね。観光客は、ぽちぽとやって来ますが多くはありません。

 オオワシでしょうか

 エゾシカがいますが、遠すぎるのと霧とせいで良くは見えません。

 市内中心部付近に戻って、JR根室本線の西和田駅を訪問。1面1線の無人駅です。

 特に秘境駅(失礼)を巡っているわけではないのですが、旅の途中で見つけたら行ってみることもあるという程度です。日に数本の貴重な列車に当たりました。この日、乗降客はゼロでした。

 さすがロシアが近いので、ロシア人相手の商売も盛んなようですね。ロシア語は(もですが)さっぱりなので、何を書いているのかは分かりません。

 根室市歴史と自然の資料館も、初訪問です。

 北海道根室市花咲港209 Pあり 入館無料

 ん、なんだこれは? ボタンを押すと、スリッパがびろーんと出てきます。(言い方)

 こんな風に、びろーんと出ます。スリッパ返却時は機械上部に乗っけると、ぱこっと収容されます。(言い方)なんか、面白い。

 これは樺太にあった、北緯50度の日ロ国境石ですね。

 良くできたレプリカだなと思ったら、現存する唯一の本物だった。冷戦とソ連崩壊による混乱の中、国境石は相次いで撤去されたが、第二号標石(これ)は村から離れた場所にあったため破壊を免れた。その後、スミルヌイフ(気屯)で日ソ両軍戦没者の遺骨収集をしているアレクサンドロフ・ツイガノフ氏が所有していたが、1997年に根室市の有志グループ「根室・サハリン文化交流実行委員会」が譲り受け、ロシア外務省の許可を得て根室市に寄贈されたものとのことです。

 国境石がインパクトあり過ぎですが、根室の歴史・文化等の展示もあります。

 あ、霧多布岬で話題になったラッコさんがいるではないですか。ラッコって改めて見ると、思ったよりでかいです。

 根室市内の「根室車石」を訪問します。

 北海道根室市花咲港3-2 Pあり 

 車石周辺は、車石園地ということで整備されています。

 これが、根室車石です。車の車輪のように見えますね。

 これは放射状節理です。垂直に立ったものは柱状節理といって、けっこう見ることもあるのですが、こういった放射状になったものは珍しいです。柱状節理は、溶岩流が流れて冷えた際に作られます。その奇観と規模からして、世界でも類をみないため天然記念物として登録されています。

 ここも、かなり波は高いですね。

 昼飯は、タイエーに行って「焼き鳥弁当」にします。(またか) 今回は、焼き鳥弁当の塩味にしました。毎日、食べてもいいわ。

 それと、根室といえば「エスカロップ」も有名です。しかし、メインは焼き鳥弁当なので「ちょいエスカ」にしてみました。エスカロップというのは、根室の郷土料理でバターライスの上に豚カツを乗せて、デミグラスソースをかけたものが基本です。これで、根室の料理は制覇だな。(なんのこっちゃ)

 根室市内には、まだ見どころがあります。明治公園に行ってみましょう。

 根室市牧之内 Pあり

 案内看板にもあるように、大きなサイロが象徴的な広い公園です。なぜ、これほど立派なサイロがあるかというと、この周辺は1875年(明治8年)に開拓使根室牧畜場として利用されてきたためです。3基のサイロは渋沢栄一氏が関わった合資会社有終会牧場を経営していた1932年~36年に建設されたものとのことです。市民の憩いの場所になっていて、散策している人もそこそこいます。

 だいたい市内の見どころを巡ったので、根室半島の東端納沙布岬に行ってみます。北海道に入ってからは天気が悪い日が多く、概して肌寒かったのですが、納沙布岬は一段と涼しさに磨きがかかっています。

 納沙布岬は何回も訪れているのですが、今回の目的は3年前に来た時、定休日で上がれなかったオーロラタワーに上ることです。

 しかーし、様子が変です。人気が無く荒れています。これはどう見ても廃墟です。ネットで調べたら新型コロナの影響で入館者が減り、2020年1月1日から休館とのことです。これほど荒れ果てると、再開は厳しいかなと思われます。3年前に入れなかったのは、残念至極であります。

 晩飯は、再度再度のタイエー訪問(どんだけ好きなんや)今回は、鹿弁当を堪能しました。(数量限定)

 しかでした~ 鹿肉弁当(小):570円(税込み) 牛とも豚とも鶏とも違う(鹿だからな) どっちか(どのどっちかだ)というと、馬の系列みたいな感じかな。それなりに馬い(あ、いや)です。

 今回は、根室の細かいところまで堪能しました。

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