
源氏物語 湖月抄 手習 笛竹の音
行物なれば、中/\めづらしくあはれにき こゆ。松風もいとよくもてはやすふきあは せたるふえの音に、月もかよひてすめる心 孟大尼君の事也 ちすれば、いよ/\め...

源氏物語 湖月抄 手習 山の端近き宿
細 ましげにわかやぐけしきともは、いとう 細手習君の心也 しろめたう覚ゆ。かぎりなくうき身な りけりとみはてゝし命さへ、あさまし ...
光る君へ 夢の浮橋 源氏物語脱稿 本に侍める
(45)はばたき - 大河ドラマ「光る君へ」 まひろ(吉高由里子)の源氏物語はいよいよ終盤を迎えていた。ある日、まひろは娘・...

源氏物語 湖月抄 手習 荻原の露
三中将の観● ほしき心有ながら、ゆるい給まじきし人々゙ の事なるべし に思さはりてなん過し侍に、よにこゝちよ ...
ひかる君へ 源氏物語を執筆中に道長が 手習
(44)望月の夜 - 大河ドラマ「光る君へ」 道長(柄本佑)は公卿らにも働きかけ、三条天皇(木村達成)に譲位を迫るも、代わりに三条の娘を、道長の息子・頼通(渡邊圭祐...
光る君へ 冒頭源氏物語執筆場面 浮舟
(43)輝きののちに - 大河ドラマ「光る君へ」 三条天皇(木村達成)の暮らす内裏で度々火事が起こり、道長(柄本佑)は三条の政に対する天の怒りが原因だとして、譲位を...

源氏物語 湖月抄 手習 中将の帰途小野へ寄る
中将の詞 哀なりけることかな。いかなる人にかあらん。 世中をうしとてぞさる所にはかくれゐけん 細住吉物語などを思へるにや。師住吉の尼君のもとに姫君 かし。むかし物...
光る君へ 宇治十帖 匂宮執筆開始
(42)川辺の誓い - 大河ドラマ「光る君へ」 宮中で、道長(柄本佑)と三条天皇(木村達成)が覇権争い。...
光る君へ 源氏物語幻 もの思ふとすぐる月日
(42)川辺の誓い - 大河ドラマ「光る君へ」 宮中で、道長(柄本佑)と三条天皇(木村達成)が覇権争い...

源氏物語 湖月抄 手習 中将横川の僧都の坊へ
三中将の供の人のいふ也 して、雨もやみぬ。日も暮ぬべしといふに、 そゝのかされて出給ふ。まへちかきをみなへ しをおりて、...