テーマは「ワーカーズ・コープというコモンズ」
恩師 #辻信一こと大岩先生が世話人を務める ナマケモノ俱楽部主催の学びの場へ。
2020年12月4日に可決・成立した「労働者協同組合法」
「労働者協同組合」とその法律「労働者協同組合法」とは何か?
その働き方である「協同労働」とは何か?
「労働者協同組合」のはじまりは「日本労働者協同組合連合会」
1970年代、国の失業者対策事業から出発した。
その後、1980年代の制度廃止に伴って「自分たちの仕事を起こそう」と結成された。
この起源の通り「協同組合(cooperative)」に「当事者性」を見い出すことが出来る。
労働者協同組合 の 目的(労働者協同組合法 第一条)
第一条 目的
この法律は、各人が生活との調和を保ちつつその意欲及び能力に応じて就労する機会が必ずしも十分に確保されていない現状等を踏まえ、組合員が出資し、それぞれの意見を反映して組合の事業が行われ、及び組合員自らが事業に従事することを基本原理とする組織に関し、設立、管理その他必要な事項を定めること等により、多様な就労の機会を創出することを促進するとともに、当該組織を通じて地域における多様な需要に応じた事業が行われることを促進し、もって持続可能で活力ある地域社会の実現に資することを目的とすること。
「各人が生活との調和を保ちつつその意欲及び能力に応じて就労する機会が必ずしも十分に確保されていない現状等を踏まえ」
”国が生きづらい働きづらい現状を認めている。”
…確かに。
玉木さんのお話を聞いて改めて立ち止まる。
そんな現状を踏まえた法律の制定。
労働者協同組合は
定款において「どのように意見反映を行うか」を明記する必要がある。(法第29条)
また、総会において、理事は「どのように意見反映を行ったか」を報告義務を負う。(法第66条)
そして…この企画。
孤立からつながりへ
公と私のあいだへ
あなたの中の自然へ
日本に公共という言葉がある。これが問題だと思う。
公を共の中に巻き込んじゃった。
また「公私混同」を悪とする日本。
そんなに単純に分けることができるのか。
分けること、分断が心地よいのか。
この公と私の「間」。
ワーカーズはこの「間-あいだ」改めて作っていく動きなんじゃないか。
ワーカーズは、私自身の困りごと・私たちの困りごと…「暮らし」から出発している。ここから「仕事」になっている。
変わらぬ大岩節。
何故コロナの時代にワーカーズなのか?
自ら仕事を創り出す、時代が来ている。
▼ワーカーズ・コープ 詳細はこちらを通して新しい情報をまとめていければと思います。
https://www.jinji-roumu.com/workers-coop.html
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