江戸時代の後期、大相撲史上未曽有の最強力士とされた雷電が活躍した。
正確には、雷電為右衛門(らいでんためえもん)
35場所で254勝10敗2分14預5無勝負、勝率96.2%という驚異的な通算成績で
大相撲界最強と言われる所以だ。
信濃国小郡郡大石村(現在の長野県東御市)出身だそうで、東御のオラホビールがその名を付けた銘柄を出した。
雷電 閂IPA
閂(かんぬき)は雷電の得意技だったそうだが、大相撲では禁じ手の技。
パッケージには歌舞伎役者の様な横顔がデザインされ、非常にカラフル。
呑む
まず口当たり強烈
立ち合いの張り手を喰らった感じだ
パッションフルーツの様な強い香りとホップの強い苦み
苦味に関してはオラホで最強じゃないか
ところが猛烈にキレがいい。猛烈に、だ。
眉間にしわ寄せながらも一気に飲める
美味い
勝ってガッツポーズなんかしないで颯爽と去っていく風体だ。
素晴らしく美味いビールだ。