平和の灯:平和を願い、手作りの灯--長崎
『長崎は9日、63回目の原爆の日を迎える。』
敗戦の夏から63年が過ぎました。
原子爆弾はアメリカ以外でもドイツや日本でも研究されていたそうで、もしかすると日本人が原子爆弾の加害者側に回っていたかもしれません(もっとも日本ではウラン濃縮まで出来なかったようですが…)。
また、第二次世界大戦の日本軍の侵攻が、欧米からのアジア各国の解放を早めたという側面があるモノの、決して全面的に肯定されるモノではありません。
日本は確かに原子爆弾の被害を受けたわけですが、その点のみを強調していてはいけないと思いますし、膨大な数の非戦闘員を一瞬にして殺害したアメリカの仕打ちも肯定出来るモノではありません。
日本は反戦・非武装の憲法を持っています。当時の世界観からするとパラダイムが異なるし、未だに非現実的だという声があります。しかし他国に影響を与えるような崇高な理念である事は間違いありません。
例えそれが日本の武装解除を美辞麗句で覆ったモノであったとしても、です。
今日本は再武装しています。特にアジア各国に対しては「ごめんなさい外交」を繰り広げています。
原爆の日は非武装の推進と「ごめんなさい外交」を打破する方策を考える日としたいです。