道に優しく凍結防止 青森市、ホタテ貝殻を再利用
ホタテ貝の貝殻というと、北海道かどっかで私有地の道に敷き詰めているのを聴いたことあるが、粉砕・焼成した上酢酸で処理して凍結防止剤になるのだという。
従来の塩素系凍結防止剤の影響は、雪国に行くと直ぐに解る。
もちろん凍結防止剤のせいだけではないが、クルマも欄干も標識も赤く錆びている。酢酸で処理したホタテ貝は、腐食作用が少ないという。
青森市は1000t使う凍結防止剤の内350tをホタテ貝に切り替えて、橋や踏切などを保護するという。
問題は価格。
まだ工業化したばかりで量産効果は出ていないと思うが、塩素系が50円/Kgであるのにくらべ、粒状で250円/Kgもする点。
ホタテ加工業者でつくる製造業社は本年度400tを製造し、350tを青森市に導入する。青森市だけで約3倍必要なのだから、全国的に見ると桁3つぐらい大きな規模で製造しないといけない。
規模が10倍、100倍になれば価格も下がってくる物と思うが、多少高くても長期的に見れば環境やインフラに負荷が少ないホタテ貝の方が有利かもしれない。
ホタテ貝の貝殻というと、北海道かどっかで私有地の道に敷き詰めているのを聴いたことあるが、粉砕・焼成した上酢酸で処理して凍結防止剤になるのだという。
従来の塩素系凍結防止剤の影響は、雪国に行くと直ぐに解る。
もちろん凍結防止剤のせいだけではないが、クルマも欄干も標識も赤く錆びている。酢酸で処理したホタテ貝は、腐食作用が少ないという。
青森市は1000t使う凍結防止剤の内350tをホタテ貝に切り替えて、橋や踏切などを保護するという。
問題は価格。
まだ工業化したばかりで量産効果は出ていないと思うが、塩素系が50円/Kgであるのにくらべ、粒状で250円/Kgもする点。
ホタテ加工業者でつくる製造業社は本年度400tを製造し、350tを青森市に導入する。青森市だけで約3倍必要なのだから、全国的に見ると桁3つぐらい大きな規模で製造しないといけない。
規模が10倍、100倍になれば価格も下がってくる物と思うが、多少高くても長期的に見れば環境やインフラに負荷が少ないホタテ貝の方が有利かもしれない。