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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

口蹄疫

2010-05-18 09:33:38 | 日記
 昨日の朝、今日のブログにしようと口蹄疫のことを書いた。思い切った対策を、などと偉そうに。家に帰って夕刊を見たら、政府もなかなか頑張っているようだ。 

以下、昨日書いた本日用のブログ ***

 口蹄疫の猛威が止まらない。伝染性の病気の拡大をどのように防ぐか、新型インフルエンザで学んだはずではなかったのか、と悔やまれるが今何を言っても仕方がない。人間には感染しないと言うが、最終的には口に入るものの話しだ。すでに多額の借金を抱える日本ではあるが、ここは思い切った大規模な対策を取るべきではなかろうか。おそらく、台湾、韓国、中国など近隣の国々とも協力して対策しなければならない問題だろう。

 財政赤字の問題、米軍基地の問題、この口蹄疫の問題など、対応を急がなければならない問題が多いが、共通しているのは当事者の方々だけが強い問題意識を持って声をあげ、同じ空気感が全国民に広がらない状況にあることだろうと思う。つまり、政府という国のマネージメントがうまく機能していないのではないかと思えることだ。
 政府にマスコミを操作しろとは言わないが、政府はマスコミやITをもっとうまく使ってよいのではなかろうか。政府に異を唱える国民が増えようとも、多くの国民が何も関心を示さず、何も知らないまま、国が危機に陥ったり、方向性を決めてしまうよりずっと良い。
 多くの国民がもっともっと自分の事として大きな方向性を考えられるように導くべきだ。節税は重要だが、長い目で見ると、国民が国の問題を知り、考えるために必要な費用はもっともっと使ってよいのではないだろうか。ただし、政治家が自分の点数稼ぎをするかのような政治ショーにお金をかけるのはお断りだ。政党や政治家の枠を超えて、広く継続的に議論できる場を少しずつ増やしていけないだろうか。

 ひるがえって、わが社はどうなのだろう。こんなエラソーなことを言ってしまったが、実はこんなことを言える資格はまったく無い。わずか数十人の社員しかいないに関わらず、同じ問題意識を共有しているかと言うと、とんでもない。マネージメントがうまく機能していないのだ。マネージメントって誰?、と言う話しだが、ごめんなさい、私です。
 できるだけいろいろな手を使って、機会を使って、直面している問題が何であるかを話して行きたい。そして一緒に考えたい。しかし、まだまだ工夫が足りない。社員間のコミュニケーション促進アイデアは常に募集中だ。

 ソフトウェア開発・システム開発などと看板を掲げている会社の多くは、現在、実質的に技術者派遣会社として生きている。わが社も今は派遣会社と大差ない。あちこちのお客様プロジェクトルームに入り込んでプログラム開発に一生懸命だ。
 自社内にいて、毎日顔を合わせて話しができれば良いが、なかなかそれができない。社員は入社から数ヶ月は社内で訓練を受けるが、その後はずっとお客様先を転々とする。優秀な技術者ほど社内に戻って長期に待機していることが少ない。自分のアイデンティティーは何なのか考えることもなく派遣先のお客様色に染まってしまって、自社の色を忘れてしまっている社員も多い。どれだけ厳しい現実にさらされようと、自分の就職した会社を強くして、いずれはすごい会社にしてやるという野心を持ち続けていられる人が少ない。派遣先企業の人と同化し、同じ目線で自社を見るようになる。
 外部に派遣されている社員と、問題意識を共有し、共有し続けられる方法を模索したい。


***と、いうようなことを、昨日書いて準備していたのだ。

 口蹄疫対策には1000億円を捻出する、と決めたそうだ。政府に負けているわけにはいかない。わが社も、社内の意識改革に本腰を入れる時だ。


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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