暑さ対策

今年の夏は、節電もあって暑さとの戦いになりそうである。皆様は、いったいどんな対策を考えているだろうか？今まで夏はクーラーに頼り切った生活を送ってきた人たちが節電を心がけ、どのようにこの夏を乗り切るのか？いろいろなアイデアグッズも出てくるだろうし、昔の知恵なども見直されてくるかもしれない。不安な反面、どんなアイデアがでてくるか楽しみでもある。

子供時代は、もちろん家にクーラーなどなかった。日本人は、四季を肌で感じて生活してきた。ところが、最近はクーラーの普及で室内にいれば年中春のような気温で生活できる。どちらが健康に良いかというと日本人は、四季を肌で感じて生活するほうが健康的に良い気がする。

幼少のころに冷房の効いた快適な夏を過ごすと、体温調整するという体の機能がうまく発達せずに、汗をかきにくい体になってしまうことわかっている。「低体温児」と呼ばれているそうだが、最近増えているようだ。

我が家では、もともと真夏もあまりクーラーを使わない。クーラーを使っても冷房にすることはほとんどない。寝る前に除湿機能で湿気をとり、30分くらいで直ぐに切ってしまう。意外と節電家族なのかもしれない。

お盆の時期はほぼ毎年、岡山にある親の実家で過ごす。昔ながらの農家の家だ。トトロという宮崎駿さんの映画に出てくる。カンタという男の子の家を想像してもらうとかなり近い。トイレが水洗になり、お風呂はガスになっているが、私が小学校低学年の頃には、まだトイレはいわゆるボットン便所でお風呂も薪で沸かしていた。この家には、今だにクーラーなどないが、風通しがよく日陰は過ごしやすい。縁側での昼寝が最高だ。

我が家でもこれと同じ風通しを実践している。立地にもよると思うが、窓を開けて風通しを良くすると、汗をかかないほどではないが、意外と過ごせるのでこの夏はぜひ試してほしい。我が家では、玄関にもスライド式の網戸を設置していて日中はほぼ開けっ放しにする。

この夏は暑さを楽しんでみてはいかがだろか？節電をしつつ、この夏を快適に過ごすアイデアをお持ちの方は是非教えていただきたい。

（岳）


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