ウィークタイズの重要性について以前このブログで書いたことがある、と思っていたので過去のブログを調べてみた。昨年11月2日に、まさに「ウィーク・タイズ」という題で書いていた。
(http://blog.goo.ne.jp/jsp_blog/d/20101102)
血の繋がりのある家族や同じ学校同じ職場などで日頃つきあいのある強い関係ストロングタイズに対し、たまに会うぐらいの友人や知人などとの関係性を指してウィークタイズと呼ぶ。このウィークタイズの関係にある人々の言葉が人生の中で大きな支えとなり転機となる場合が多い、という調査結果があるらしい。以前そのことを書いた。震災後、ますますこのウィークタイズが重要であることをしみじみ感じる。震災後新聞を読んでは涙し、テレビのニュースを見ては涙しと、そんなことが続いていたがこのところようやく落ち着いてきたと思っていたら、この子が来た。
瓦礫の中でトランペットを握りしめ泣いている女の子の写真が新聞に載った。4月11日のことだ。
(http://www.asahi.com/national/gallery_e/view_photo.html?national-pg/0411/TKY201104110479.jpg)
そのことがきっかけで、彼女は東京に招かれて写真に撮られたその時に吹いていたZARDの「負けないで」を東京オペラシティの舞台で堂々と演奏した。瓦礫しか無いように見えたあの写真は彼女の家があった場所だった。東京オペラシティで彼女は、はっきりとこう言った。「自分は母と祖父母を亡くしましたが、両親を亡くした友達もいます。私がここで吹くことによってその方たちを少しでも助けたいと思っていただけたら嬉しいと思います」優しい落ち着いた声で友達を思いやった。
演奏会の後、多くの観客は彼女に自分の胸の内にある熱い気持ちを伝えずにはいられないような面持ちで彼女に握手し声をかけていた。おそらくこの先一生彼女と出会うこともないだろうが、この出会いは彼女にも観客にも、そして私のようにその現場いなかった者にまで強い支えとしてこれから先多くの人を助けていくことになるだろう。これもまたひとつのウィークタイズに違いない。
ウィークタイズである関係性を大事にしてしている人とほんの些細な関係性は無視してしまう人が世の中にはいる。人のために何か役に立ちたいと考えている人と自分のことばかり考えている人の違いとでも言おうか。自分に利益をもたらすかもしれない人や自分の立場を有利にしてくれるかもしれない人の方ばかり向いていて、そういう人の言葉には従うがそうでない人の言葉には耳を貸さない。世界中の会ったこともない人々が繋がることによって新しい文化が生み出されるのがこれからの時代だ。そこではより強い「共感力」を持っている人が新しい文化の中心に位置するようになるだろう。ウィークタイズを大事にする気持ちもまた、より強い「共感力」を持っている人に大きいように思う。自分の利益のことばかり頭にあっては些細なことで人と共感することはできないだろう。
まっすぐひたむきに生きる姿に共感し、家族や友達と笑ったり泣いたりしながら、たまにしか言葉を交わさないけれど、同じその感動を分かち合える人とのゆるやかな関係も大事に思うことができる、そういう人々が繋がって、誰かを励ましたり助けたり、時には助けられたりしてより良い「何か」を創り上げるために日々努力する。それが本来的な「楽しさ」のありようではなかろうか。「何か」を創り上げる、と言ったが、「何か」とはつまり「未来」と言い換えることができよう。(三)
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
GuruPlug
カードサイズ スマートサーバ
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
(http://blog.goo.ne.jp/jsp_blog/d/20101102)
血の繋がりのある家族や同じ学校同じ職場などで日頃つきあいのある強い関係ストロングタイズに対し、たまに会うぐらいの友人や知人などとの関係性を指してウィークタイズと呼ぶ。このウィークタイズの関係にある人々の言葉が人生の中で大きな支えとなり転機となる場合が多い、という調査結果があるらしい。以前そのことを書いた。震災後、ますますこのウィークタイズが重要であることをしみじみ感じる。震災後新聞を読んでは涙し、テレビのニュースを見ては涙しと、そんなことが続いていたがこのところようやく落ち着いてきたと思っていたら、この子が来た。
瓦礫の中でトランペットを握りしめ泣いている女の子の写真が新聞に載った。4月11日のことだ。
(http://www.asahi.com/national/gallery_e/view_photo.html?national-pg/0411/TKY201104110479.jpg)
そのことがきっかけで、彼女は東京に招かれて写真に撮られたその時に吹いていたZARDの「負けないで」を東京オペラシティの舞台で堂々と演奏した。瓦礫しか無いように見えたあの写真は彼女の家があった場所だった。東京オペラシティで彼女は、はっきりとこう言った。「自分は母と祖父母を亡くしましたが、両親を亡くした友達もいます。私がここで吹くことによってその方たちを少しでも助けたいと思っていただけたら嬉しいと思います」優しい落ち着いた声で友達を思いやった。
演奏会の後、多くの観客は彼女に自分の胸の内にある熱い気持ちを伝えずにはいられないような面持ちで彼女に握手し声をかけていた。おそらくこの先一生彼女と出会うこともないだろうが、この出会いは彼女にも観客にも、そして私のようにその現場いなかった者にまで強い支えとしてこれから先多くの人を助けていくことになるだろう。これもまたひとつのウィークタイズに違いない。
ウィークタイズである関係性を大事にしてしている人とほんの些細な関係性は無視してしまう人が世の中にはいる。人のために何か役に立ちたいと考えている人と自分のことばかり考えている人の違いとでも言おうか。自分に利益をもたらすかもしれない人や自分の立場を有利にしてくれるかもしれない人の方ばかり向いていて、そういう人の言葉には従うがそうでない人の言葉には耳を貸さない。世界中の会ったこともない人々が繋がることによって新しい文化が生み出されるのがこれからの時代だ。そこではより強い「共感力」を持っている人が新しい文化の中心に位置するようになるだろう。ウィークタイズを大事にする気持ちもまた、より強い「共感力」を持っている人に大きいように思う。自分の利益のことばかり頭にあっては些細なことで人と共感することはできないだろう。
まっすぐひたむきに生きる姿に共感し、家族や友達と笑ったり泣いたりしながら、たまにしか言葉を交わさないけれど、同じその感動を分かち合える人とのゆるやかな関係も大事に思うことができる、そういう人々が繋がって、誰かを励ましたり助けたり、時には助けられたりしてより良い「何か」を創り上げるために日々努力する。それが本来的な「楽しさ」のありようではなかろうか。「何か」を創り上げる、と言ったが、「何か」とはつまり「未来」と言い換えることができよう。(三)
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
GuruPlug
カードサイズ スマートサーバ
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業