週末に小学生の娘の授業参観に行ってきた。昔は参観出来る時限は指定されていて、父親参観日を除きほとんどが平日に実施されていた。そのため参観者も母親が大多数であった。今、参観日は学校開放日として終日好きな時間を参観することができる。土曜日の解放日も多くなったため、今回も6割くらいが夫婦揃って参観していた。
好きな時間に行っていいとはいうものの、さすがに一日中学校にいるわけにもいかない。子供にいつ行けばいいかを確認して、家庭科の調理実習を参観した。今回の料理はほうれん草のおひたし。野菜を軽く洗って塩ゆでし、手頃なサイズに切りそろえて盛りつけ、醤油をかけて出来上がり。言葉にすると非常に単純な料理ではあるが、一つ一つを危なっかしい手つきで調理していた。
自分たちの頃もやはりほうれん草だったが、おひたしでは無く、油炒めだった気がする。家庭科はかなり好きな科目だったが、料理はその中でも特に好きだった。他の人達も例外ではなく、調理実習のときはクラス全体でかなり盛り上がっていた。残念ながら家庭科の授業参観は自分のときは無かったが、もしあったとしたら親は同じようにハラハラしながら見ていたに違いない。
横浜の地域的な要因もあるとは思うが、自分達の頃とはずいぶんと学校も変わっている。運動会と言えば秋の代表的なイベントだったが、この辺りでは春に実施することが多くなっている。運動会を通じて新入生が早く学校に慣れることができる、受験生も安心して参加出来るという利点があるらしい。思い出してみると、9~10月は台風、秋雨と結構運動会が延期になっていた記憶がある。5月のさわやかな気候も合わせ、春の運動会は思った以上にメリットがあるようだ。
今、横浜の公立小中学校の多くが2学期制を導入している。春、夏、冬の休みはそのままに10月頃に数日の秋休みを作り、そこを区切として前期、後期に分けている。3学期制に比べて授業時間を多めに確保出来る、ゆったりとした指導計画を組むことが出来る、先生の事務作業を軽減出来るなどのメリットが期待され導入されたらしい。ただそうしたメリットがあまり感じられず、返って弊害が生じているとして3学期制に戻すところも出てきているようだ。
導入されてからそれなりの時間は立つが、親の立場からしてみても夏休み前、冬休み前に通知表が来ないのはいつまでたっても慣れない。通知表が2回しか来ないため、学校の勉強についていけているのかどうかも、なかなか把握しづらい。特に中学校は中間、期末のテストが一回ずつ減るため、今まで年6回あった定期テストが年4回に減り、高校受験に向けた指導や内申の挽回もなかなか難しいようだ。
教育の制度改革は難しい。短期間ではなかなか成果が見えづらく、かつ加速していく情勢の中で当初理想としていたことが時代遅れになってしまっていることが多々ある。教育制度に限らず形を変えただけでは、なかなか変化していかない。どういう人材を育てたいのかその理想像を明確にし、教師、親がそれを共有していく必要があるだろう。
(菊)
monipet
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「できたらいいな」を「できる」に
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
好きな時間に行っていいとはいうものの、さすがに一日中学校にいるわけにもいかない。子供にいつ行けばいいかを確認して、家庭科の調理実習を参観した。今回の料理はほうれん草のおひたし。野菜を軽く洗って塩ゆでし、手頃なサイズに切りそろえて盛りつけ、醤油をかけて出来上がり。言葉にすると非常に単純な料理ではあるが、一つ一つを危なっかしい手つきで調理していた。
自分たちの頃もやはりほうれん草だったが、おひたしでは無く、油炒めだった気がする。家庭科はかなり好きな科目だったが、料理はその中でも特に好きだった。他の人達も例外ではなく、調理実習のときはクラス全体でかなり盛り上がっていた。残念ながら家庭科の授業参観は自分のときは無かったが、もしあったとしたら親は同じようにハラハラしながら見ていたに違いない。
横浜の地域的な要因もあるとは思うが、自分達の頃とはずいぶんと学校も変わっている。運動会と言えば秋の代表的なイベントだったが、この辺りでは春に実施することが多くなっている。運動会を通じて新入生が早く学校に慣れることができる、受験生も安心して参加出来るという利点があるらしい。思い出してみると、9~10月は台風、秋雨と結構運動会が延期になっていた記憶がある。5月のさわやかな気候も合わせ、春の運動会は思った以上にメリットがあるようだ。
今、横浜の公立小中学校の多くが2学期制を導入している。春、夏、冬の休みはそのままに10月頃に数日の秋休みを作り、そこを区切として前期、後期に分けている。3学期制に比べて授業時間を多めに確保出来る、ゆったりとした指導計画を組むことが出来る、先生の事務作業を軽減出来るなどのメリットが期待され導入されたらしい。ただそうしたメリットがあまり感じられず、返って弊害が生じているとして3学期制に戻すところも出てきているようだ。
導入されてからそれなりの時間は立つが、親の立場からしてみても夏休み前、冬休み前に通知表が来ないのはいつまでたっても慣れない。通知表が2回しか来ないため、学校の勉強についていけているのかどうかも、なかなか把握しづらい。特に中学校は中間、期末のテストが一回ずつ減るため、今まで年6回あった定期テストが年4回に減り、高校受験に向けた指導や内申の挽回もなかなか難しいようだ。
教育の制度改革は難しい。短期間ではなかなか成果が見えづらく、かつ加速していく情勢の中で当初理想としていたことが時代遅れになってしまっていることが多々ある。教育制度に限らず形を変えただけでは、なかなか変化していかない。どういう人材を育てたいのかその理想像を明確にし、教師、親がそれを共有していく必要があるだろう。
(菊)
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