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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

日帰りの旅

2011-05-27 10:12:44 | 日記
 普段住んでいるとあまり自覚がないものだが、おそらくそれなりに観光地と呼ばれている地域で生活をしているのだ。気になっているけれども近すぎて行く機会が無い観光名所に行ってみようということで、先週末大船観音参拝に行って来た。
 大船観音はJR大船駅からよく見える、巨大な観音像である。
 電車に乗っていて『ああ、大船に近づいてきたなあ』と思いつつ、見るとは無しに外の景色を見ていると山腹から突然にょっきりと白くて大きな物体が現れるので、大船に来て初めて見た人はみな、少なくともちょっとは驚くのではないかと思う。今までは、鎌倉方面に行く際に『相変わらず大きいな・・・』と思いながら遠巻きに眺めているだけだったが、折角電車でひょいひょい来れるような距離に住んでいるので、やはり一度ぐらいは行っておくべきだろう。
 大船駅の西口から出て、大船観音入口と書いてある門から入り、坂道を登っていく。この坂道は中々の傾斜角度で、平地に引っ越して以来のぼり坂とは縁のない生活を送っていた身には辛かった。

 大船観音は、全長25m程の胸像である。
 近づいてみる観音像の大きさには圧倒されると言う他無かった。特に、正面の階段を上っていって徐々に巨大な尊顔が目の前の空いっぱいに広がっていく様など、思わずこの世では無いところに来てしまったのではないかと錯覚しそうになる。
 目前で見た大船観音は思ったよりも白かった。以前テレビで、巨大仏を掃除する人の映像を見たことがあるが、そのような職業の人がきっとここでもその仕事の腕をいかんなく発揮しているのだろう。
 順路通りに進んで、観音像の胎内も参拝した。
 本来は護国観音として作られる筈だったことや、戦局の悪化により20年ほど作りかけのまま放置されていたこと等、大船観音の歴史が大まかにわかる展示や、本尊として観音像の雛形が納められていた。胎内の雰囲気は非常に厳粛であり、普段、遠目から見ながら大船観音は有事の際には地中から下半身が現れて大魔神や巨大ロボの様に動き出しそうだと思っていた自分を恥じる気持ちでいっぱいになった。

 大船観音を見に行った後は、しばらく歩いて大船フラワーセンターに行ってきた。
 ちょうどばら園が見ごろで、おそらく100種近くある様々な種類のばらがこれでもかと言わんばかりに咲き誇っていた。とても美しかったので、近くに住んでいる人は今のうちに行けばまだ充分に楽しめるだろうと思う。

 個人的には非常に満足した日帰りの旅だったが、同行した友人の職場にいる大船在住の方には『休日のおばさまのようなコースだね』と言われたらしい。確かにあまり若さがあるとは言い難い内容だったかもしれない。若さが無いと言われたことより、私はあまり地元の方はそういうところには行かないだろうと思っていたが、実際にはそんなことも無かったということに驚いた。しかし、地元の方に愛されてよく通われている名所があるというのは良いことだ。さて、次はどんな近い名所に行ってみようかな。
(宮)


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
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