最近ではよく知られた事と思いますが、
匂いと言うのは記憶に深く結びついていて
思わぬときに、鮮やかに記憶を呼び戻してくれますね。
先日ふらっと立ち寄ったお茶屋さんで
久しぶりに台湾の銘茶「清茶」を頂きました。
蘭の花のような可憐な香りに、呼び戻された記憶は?というと
中国の杭州へ旅行した時のある風景です。
もう16、7年ほど前になりますか。
中国人の知人が虎跑泉へ案内してくれました。
当時の私はお茶を扱う仕事をしていましたので
それを知っている知人はこれを味わわずに杭州を去ってはいけないと案内してくれたという理由です。
といっても何の事か、と思われますね。
杭州の龍井茶は銘茶として大変有名なのですが、
この虎跑泉の水で飲むお茶は最高だといわれています。
(とても表面張力の強い泉水でコップのふちギリギリに注いで
真横から見ると真ん中が盛り上がって見えます。)
さて、その日は小雨で、山水画のような緑豊かな風景のなか
小川にそって進み長い階段を上ったその先に
虎跑泉、そして休憩所のようなスペースがありました。
そこで虎跑泉の水で淹れた龍井茶が飲めるという事で
さっそく頂く事に。
しかしどうやって頼むのか?
プラコップの底に龍井茶らしき茶葉が入った物が無造作に並べられ、その奥には無愛想な女性が二人、部活で使うような大きなやかんをもってそのコップを差し出せと言ってるような、、、
いやいや手前に置いてということらしい(^^;)
ザーッと熱々のお湯を注いでくれました。
プラコップで熱いお茶、、、、
しかしこれが今になっても今までで最高の飲み物です。
一口飲むと、遠くで香る沈丁花のような花の香り
春の上品な花の香りです。
その後は初夏の清々しい新緑の香りがして、
それが徐々に実りの秋、木の実の風味にかわり
最後は冬の滋味。
とても美しい物がからだの中を流れて、
まるでからだの中が浄化されていくような
不思議な体験でした。
さて長くなりましたが、昔を思い出させてくれた台湾の「清茶」
これは実は、日本の煎茶と同じ緑茶である龍井茶と違い、
軽度に発酵させたウーロン茶の仲間で
その名の通り大変清らかな香りがします。
微発酵がもたらす上品な花のような香りとまろやかな香味、
私にとっては、どこか、虎跑泉の丸みのある水で淹れた龍井茶に通ずるものがあります。
日本人の緑茶は海苔の香りの要素
中国人の緑茶は栗の香りが好まれる傾向があるそうですが、
みなさんはどう思われますか?
さて、以前はこの忘れがたいお茶を求めて、
”あの時のお茶に近いものにもう一度出会いたい!”
と思っていましたが、
子どもを育てる親となった今は、、、
「土地・天候・技術(人)」
によってその時々出来が変化するその年、その時のお茶を
一期一会と、いとおしく感じられるようになってまいりました。
年末に近づき毎日お忙しいと思いますが、
風邪など召されませんよう、こまめに喉を潤し、
お茶のカテキン効果で
バイ菌をやっつけてください。
虎跑泉の写真はなかったので、なんとなく雰囲気、、、
台湾で清茶の製造体験をした時の写真です(^^)
(格)


monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
GuruPlug
カードサイズ スマートサーバ
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
匂いと言うのは記憶に深く結びついていて
思わぬときに、鮮やかに記憶を呼び戻してくれますね。
先日ふらっと立ち寄ったお茶屋さんで
久しぶりに台湾の銘茶「清茶」を頂きました。
蘭の花のような可憐な香りに、呼び戻された記憶は?というと
中国の杭州へ旅行した時のある風景です。
もう16、7年ほど前になりますか。
中国人の知人が虎跑泉へ案内してくれました。
当時の私はお茶を扱う仕事をしていましたので
それを知っている知人はこれを味わわずに杭州を去ってはいけないと案内してくれたという理由です。
といっても何の事か、と思われますね。
杭州の龍井茶は銘茶として大変有名なのですが、
この虎跑泉の水で飲むお茶は最高だといわれています。
(とても表面張力の強い泉水でコップのふちギリギリに注いで
真横から見ると真ん中が盛り上がって見えます。)
さて、その日は小雨で、山水画のような緑豊かな風景のなか
小川にそって進み長い階段を上ったその先に
虎跑泉、そして休憩所のようなスペースがありました。
そこで虎跑泉の水で淹れた龍井茶が飲めるという事で
さっそく頂く事に。
しかしどうやって頼むのか?
プラコップの底に龍井茶らしき茶葉が入った物が無造作に並べられ、その奥には無愛想な女性が二人、部活で使うような大きなやかんをもってそのコップを差し出せと言ってるような、、、
いやいや手前に置いてということらしい(^^;)
ザーッと熱々のお湯を注いでくれました。
プラコップで熱いお茶、、、、
しかしこれが今になっても今までで最高の飲み物です。
一口飲むと、遠くで香る沈丁花のような花の香り
春の上品な花の香りです。
その後は初夏の清々しい新緑の香りがして、
それが徐々に実りの秋、木の実の風味にかわり
最後は冬の滋味。
とても美しい物がからだの中を流れて、
まるでからだの中が浄化されていくような
不思議な体験でした。
さて長くなりましたが、昔を思い出させてくれた台湾の「清茶」
これは実は、日本の煎茶と同じ緑茶である龍井茶と違い、
軽度に発酵させたウーロン茶の仲間で
その名の通り大変清らかな香りがします。
微発酵がもたらす上品な花のような香りとまろやかな香味、
私にとっては、どこか、虎跑泉の丸みのある水で淹れた龍井茶に通ずるものがあります。
日本人の緑茶は海苔の香りの要素
中国人の緑茶は栗の香りが好まれる傾向があるそうですが、
みなさんはどう思われますか?
さて、以前はこの忘れがたいお茶を求めて、
”あの時のお茶に近いものにもう一度出会いたい!”
と思っていましたが、
子どもを育てる親となった今は、、、
「土地・天候・技術(人)」
によってその時々出来が変化するその年、その時のお茶を
一期一会と、いとおしく感じられるようになってまいりました。
年末に近づき毎日お忙しいと思いますが、
風邪など召されませんよう、こまめに喉を潤し、
お茶のカテキン効果で
バイ菌をやっつけてください。
虎跑泉の写真はなかったので、なんとなく雰囲気、、、
台湾で清茶の製造体験をした時の写真です(^^)
(格)


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「できたらいいな」を「できる」に
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製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業