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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

タイガー&ドラゴン

2013-11-28 08:00:00 | 日記
皆さんはこのドラマを知っているだろうか?

今から7、8年くらい前に放送されていたドラマである。
最近ふと思い出し、数年ぶりに見直しているので、少し紹介しようと思う。

ドラマの内容は、天涯孤独で「笑い」を忘れてしまった主人公が、ひょんなことから林屋亭どん兵衛という噺家の落語を聞く。
落語を聞いてえらく感動した主人公が、林家亭に弟子入りし、落語界の人気者になるという話だ。

落語と聞くと敷居が高い感じがするが、ドラマでは演目を現代風にアレンジしているので、堅苦しさや、難しさを感じる事無く自然に落語を理解できるのが魅力だ。
また、天涯孤独の主人公が林家亭という家族と触れ合い、変化していく模様も見どころである。

ドラマの中では以下の演目が紹介されている。
 ・芝浜(しばはま)
 ・饅頭怖い(まんじゅうこわい)
 ・茶の湯(ちゃのゆ)
 ・権助提灯(ごんすけちょうちん)
 ・厩火事(うまやかじ)
 ・明烏(あけがらす)
 ・猫の皿(ねこのさら)
 ・出来心(できごころ)
 ・粗忽長屋(そこつながや)
 ・品川心中(しながわしんじゅう)
 ・子は鎹(こはかすがい)

個人的に好きなのは、「猫の皿」である。

-----あらすじ-----
ある古美術商が、地方で立ち寄った茶屋でお宝を発見する。
そしてそのお宝がなんと猫の餌用の皿として使用されていたのである。

そこで古美術商は、猫好きを装い、
「ぜひ私に猫を引き取らせてくれ」
と茶屋の亭主に話を持ちかけ、猫を二両で買い取る。

古美術商は、
「猫は皿が違うと餌が食べにくかろう」
等と言い、皿も一緒に持ち去ろうとする。

すると亭主が、
「これは大変価値のある皿なのでと」
と皿を取り返す。

あっけにとられた古美術商が、
「では何故、そのような皿で猫に餌をやっているのだ」と茶屋の亭主に問う。
すると茶屋の亭主がこう言った。
「はい、こうしておりますと、時々猫が二両で売れるのです」
----------

古美術商は騙したつもりになっていたが、茶屋の亭主の方が一枚上手だったというオチである。
シンプルで大爆笑する話ではないが、お互いの人間性が上手く表れており思わず頷いてしまう。


と、いかにも落語を知っているかの様にしたり顔でブログを書いているのだが、実は生で落語を見たことがない。

近々、寄席に行って本物の落語を味わおうと思っている今日この頃でした。
(まさ)

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