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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

理解と納得させられるか?

2015-03-04 11:55:01 | 日記
3月に入り、寒さと暖かさが交互に押し寄せる中、確実に難しい仕事と宿題と花粉の量は増えてきてます。どうもこんにちは。今年も年度末ですね。


さてさて本題の「理解と納得させられるか?」である。

既に何回か似たような形で自分の過去記事で言及しているが、年度末を迎えたと言う事で振り返りの意味も含めて敢えてこのテーマで執筆させていただいた。

人が人に何かを伝えて、納得と理解を得るためには、会話や文章といった言語をツールとして、プロトコルに則って使用する。

そもそも言語による会話や文章での伝達というプロトコル自体がひどく難易度が高い代物ではあり、さらに言語外のノンバーバルコミュニケーションといったものもあるのだが、それは今回の主旨から外れるので、ここでは割愛させていただく。

さておき納得させるには、まずその伝えたい事の主旨である意思や志といったテーマが必要になる。
「で、結局何が言いたいの」の根幹だ。
それを整理、再編集して伝える言葉を構築し、それらを紡いで文章、物語を作る。

一方理解させるためには、相手にとって必要な情報を論理的かつなるべく簡潔に伝えなければならない。文章と言えば文章なのだが、ぱっと見せる要素、ぱっと頭に入る要素も重要視される。
「要するに何なの」である。

だがこのバランスが難しい。
・長いけど頑張って読んで理解できた。
・短いけど想像力を働かせて納得できた。
では、「頑張って読んで」と「想像力を働かせて」の部分で時間を浪費し、ビジネスとして役に立たない文書となる。

余談ではあるが、「この世の中で一番面白い文章は何?」という問いかけに対して、「それは自分が書いた文章です。」という解がある。

行間や背景、主旨を含めて、一番よく知っているは書いた本人なのだから、すらすら読めるし理解も納得早い。それは面白いに決まっている。だが、それは本当に他者が読んで理解も納得もできるものなのだろうか。まあそうでは無い事がほとんどなので、他者に読んでもらい、推敲に推敲を重ねる必要があるのだ。IT業務であれば提案書や設計書の執筆とレビューだって同じ事である。

日ごろから気をつけられるものとして、
・自分のメールは、見る相手を納得させられる適正な情報量だろうか。
・自分の報告は上司を納得させられる適切なものだろうか。
・自分の提案はお客様を納得させられる欲しいものを示せているだろうか。
を挙げておく。セルフチェックの足しに出来れば幸いである。

来月はもう新入社員として新しい仲間も増える。責任を持って働いて給与をもらう立場で、初めて社会に登場する彼らに対し、自分は自然に理解と納得してもらえる言葉をもっているだろうか。また、その根幹たる意思や志が逃げたり自分本位なっていて、結果押し付けや説教、単なる愚痴になってないか。

後1カ月を切った状況で、ちょっと自戒を込めて、次年度を迎えたい。


今月はオチ無し。来月もオチ無しで真面目に書く予定。だが予定は未定。では。


(刑事長)


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