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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

卒業式に想う

2015-03-18 10:03:42 | 日記
先週、息子の中学校の卒業式に参列した。普通の公立中学校の卒業式であるが、息子の上の姉は中高一貫校で親が出るような式はなかったので、子供の中学校の卒業式は初めての場であった。

息子のその前の卒業式は遡ることわずか3年前の小学校の卒業式となるが小学校と中学校の卒業式とではだいぶ重みが異なるように感じる。なぜだろうか。
思うに、ひとつは小学校は引き続き義務教育として中学校につながり、一部の私立への進学者を除いて同学年の友だちの多くはそのまま近隣の同じ中学校へとスライドするため、6年間通った校舎や先生方との別離感はあっても、まだ友達との別れという部分では軽いのではと思う。反面、中学校卒業時は高校の進路はバラバラになりほとんどの友達とは離れてしまうのでお別れ感が段違いだ。
もう一つは小学校と中学校との子供の成長度の差だろうか。大人になってからの時間の経つスピードは速く感じるもので、以前のブログでも書いた「ジャネーの法則」といわれるものだが、大人の3年間と中学校の3年間とでは密度が全く異なると思う。物理的にからだも大きくなるし、精神的にも成長する。思春期で多感な年頃での、部活、恋愛、友情、勉強など中学3年間での経験と成長量は、おじさんの3年間とは比べ物にならない。そのような中身の濃いものがたくさん詰まった中学校の卒業なので、より重みがあるのではと思う。

卒業式の式次第は普遍的なのか昔と変わらない中で式は進む。全員一人ずつ名前が呼ばれ壇上に上がり緊張した面持ちで卒業証書を受け取る。それが終わると在校生の送辞と卒業生の答辞だ。これがまず感動した。送辞も答辞もオーソドックスな型に従いつつも自分の言葉や独自のエピソードで綴られており、単なる形式上ということではなく、染み出してくる「生の声」として本当に名残が惜しいことがよく感じられた。特に卒業生代表の生徒会長(男子)の答辞は読み上げている途中から本人も感情がこみあげてきて嗚咽するほど気持ちが入っていたので、それがきっかけで卒業生も先生方も親もすすり泣く人が続出した。

その感情的に盛り上がった状態で、クライマックスのお別れの歌へ。私の頃は『仰げば尊し』に決まっていたが、最近の定番は『旅立ちの日に』という歌だ。この歌がまた泣ける。合唱曲なのでより感動的に聞こえる。


と、このように非常に感動したよい式だった。卒業した子供たちが今後も無事に素直に成長するように願う。

会社としても3月末は年度の節目の時期だ。1年が経つのが本当にあっという間だが、青春時代の1年間の密度に負けないように来年度は中身の濃い1年にしたい、と改めて決意するきっかけとなった。(辺)

※写真はうちの玄関先で咲いた桜です。毎年この時期に早く咲きます。河津桜とも違うようなのですが、種類をご存じの方がいたらぜひ教えて下さい。

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
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