JSP_Blog

ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

戦いは続く

2013-08-23 11:27:54 | 日記
馬車道リベンジからしばらく空いてしまったが、久しぶりに私の馬車道奮闘記を書きたいと思う。

これまで、すっぱいランチ、ポーク100%ハンバーグと一勝一敗であるが、前回の最後にあるように、これまた大失敗であった。
ど外れ過ぎて、書き始めたらとんでもない記事になりそうなので割愛させていただく。
ただ、お店のオーナーがとっても優しい表情を見せるもんだからスプーンで無理矢理かきこんで完食した、ということだけは伝えておこう。

さて、そうなると一勝二敗で、鼻が利かないと言うには少し弱いのでは?と思われるかもしれない。
実はすっぱいランチの前にも、一度負けているのである。
私はそれを「かっちかち唐揚げ」と呼びたい。

それは初めて「たまには違うところ」と思って行ったお店だった。
居酒屋のランチ営業で、チェーン店のようだったので不味くはないだろうと思った。店内は昭和の街並みのようで、かかっているBGMも懐メロと雰囲気はよかった。鶏にこだわっているようで期待が一層膨らむ。

頼んだのは日替わり定食。その日は唐揚げのピリ辛ソースみたいなものだった。
料理が運ばれてきて早速一口…
あれっ、一口…
っ…硬い!硬すぎる!一口目が噛めないではないか!

これは本当に硬かった。このままでは口内の皮が傷ついてしまう、いや、既に若干傷ついていたほどだ。
まさに切るか切られるかの戦いである。
しかしここを乗り越えれば、やわらかな肉にたどり着ける、この硬い衣さえ突破できれば、きっと肉汁がじゅわっと広がって幸せな瞬間が訪れる、そう信じ、痛いのを我慢して何とか噛みきった。

しかしそこに待っていたのは、ぱっさぱさの胸肉だった…
しっとりジューシーなもも肉だと思っていたのだが、希望は打ち砕かれた。
たまたまだ、もうひとつ食べればこれはきっともも肉だともう一度頑張ってみるのだが、どれを食べても幸せな瞬間は訪れることなく、結局最後のひとつも、それが叶うことはなく終わってしまった。
気づいたら口の中はヒリヒリとしていた。

私はいつもこうだ…
ほのかに血の味がするランチの余韻に浸りながら店をあとにした。

(い)

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巣鴨

2013-08-22 12:13:25 | 日記
先日、夏休みを利用して
田舎に住んでいる祖母と両親、弟、自分の5人で車で巣鴨へ行ってきた。
祖母は足が悪くなってしまい、あまり外へ出る機会が無くなってしまったので
久しぶりの外出だったらしい。
自分も学生の頃は親と何度か足を運んだが、
社会人になってからは行かなくなってしまったので久しぶりだった。

地蔵通りの近くに車を止め、
まずは母と弟おすすめの「ときわ食堂」さんで昼食をとることにした。
新鮮な海産物を扱っており、活気のある店内。
どれもおいしそうだが、普段あまりお目にかかれない「あこう鯛の粕漬け」を注文。
粕漬けだけに、身は柔らかく、口の中でとろけて、とても美味しかった。

腹ごしらえも終わり、メインのお地蔵様へお参りに。
入り口でお線香とタオルを二つ購入。
タオルの一つはお線香の煙を
もう一つは洗い観音を洗うのに使う。
洗い観音もあまり並ぶこともなくたどり着くことができた。

お参りも終え、お寺の敷地にカキ氷屋さんがあったので、ついついカキ氷を購入。
やっぱり夏にはカキ氷が最高だ。
お土産を買いつつ巣鴨を後にする。

巣鴨はイメージ通り、年配の方が多かったが、
とても活気に溢れており、自分もあのように元気に年を取りたいと思った。

帰りがけに、自分がよく行っている温泉へ行くことにした。
いつも一人で行っているので家族や祖母と行くのはなんだか新鮮だった。
自分は長風呂なのでいつも通り2時間ぐらい浸かって、温泉の食堂で晩御飯。
誘惑に負けてカツカレーをいただく。
安定の美味しさだ。

その後、車で祖母の家まで送り、帰る気力も無く寝てしまった。
祖母は久しぶりに外に出れたことはもちろん、巣鴨に来れたこと、温泉に行けたこと
皆で出かけられたこと自体も、とても喜んでいた。
最近は忙しく、あまり顔を出すことができなくなってしまったが
こういうかけがえのない時間は作るように大切にするようにしようと
改めて感じた日だった。



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車検

2013-08-21 09:27:47 | 日記
8月に入ってすぐに、バイクの車検を通した。

車検は、結構まとまとった金額が出ていくので、いつも、痛手と感じる。今回は、全国チェーンのバイク用品店の、「バイク車検 48,940円~ 」という広告につられて、その店にお願いした。

当初、年間2~3千キロしか走らないし、何とか安くできないかと思い、ユーザー車検もネットで調べてみた。確かに、費用的には2~3万円前後で済むようで、非常に魅力的だった。ただ、休日はやっていないので休暇を取る必要があるし、「定期点検記録簿」なども作成して持参する必要がある様なので断念した。どんな点検が必要か調べもしなかったが、あまりその手のことは得意ではないので、自分には無理との結論に至った。

それで、バイクを店に持ち込むと、まずは見積もり行うと言う。事前に交換や修理が必要な部分が無いか確認するとの事。結果、2箇所ほど取替えが必要な箇所が見つかり、合わせて5千円ほどかかると言われ、後は整備コースを選べという。コースは以下の通り。

 基本.............法定24ヶ月点検のみ。
しっかり.........法定24ヶ月点検 + いろんなメンテナンス付
しっかり・安心...法定24ヶ月点検 + しっかり + 次回12ヶ月 + ロードサービス等

値段は、上から、\48,940、\53,940、\63,940となっており、10年以上の前のバイクだし、普段から自分でメンテする訳でも無いので、「しっかり(\53,940)」を選んだ(と言うか、選ばされたと言うべきか。上記のメニュー構成だとどうしても「しっかり」を選びたくなる気がする...)。
それと、現時点で判明した部品の交換代が、+ \4,859 で、合計\58,799 になると言う(整備中に交換が必要な箇所が別途追加料金がかかるとの事)。もともと、5万円で済ますつもりで来たので、6万円弱の金額は、少しばかり予算オーバーであったが、どこでやってもこんなものかと諦め、そこのお店にお願いした。

3ヶ月保障等もしっかりついているので、安心ではあるが、やっぱり、6万円は痛い。次の車検に向けて、毎月\2,500の貯金を始めようと思う。

(井)

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恒例の山登り

2013-08-20 10:19:33 | 日記
 先日夏休み恒例の高尾登山に行ってきた。子供達も大きくなり、部活動の予定などで中々日程を合わせることが難しかったが、唯一、一日だけ皆の予定が空いている日があったので、せっかくだからということで、その日に決行することになった。

 以前のブログにも書いたが、高尾山の登山者はかなり増加している。元々都心から比較的近く、手軽に登れることに加え、近年の登山ブームやミシュランの三つ星認定などにより、一気に登山者が増加したようだ。一時期は細い山道を登る人、降りる人が切れ間無く続き、頂上も人で溢れかえっていた。ただ去年及び今年を見る限りでは、人数も随分落ち着き、ゆっくりと登れるようになっている。猛暑により外出を控えたためか、それともよりハイレベルの山へ向かったせいだろうか。

 登ったことのある方は分かると思うが、スタートの清滝駅から高尾山山頂までを登り降りするには複数のルートがある。1号路~6号路、及び稲荷山コースである。稲荷山コース以外は利用したことがあるが、近年は登りは1号路、下りは6号路でほぼ固定してしまっている。他のルートもそれぞれに特徴があるが、1号路の薬王院、6号路の沢遊びが外せないというのが最も大きな理由である。

 1号路の途中にはサル園、野草園がある。残念ながら園内に入ったことは無いが、ここでは良くサル飴を買っている。山道の糖分補給で買っていたが、今年は昨年買ったものがまだ余っている状態だったので、購入は見送り。その替わりに竹で作られた鳥笛を購入した。小鳥、かっこう、ウグイスなどいろいろな種類があるが、自分は小鳥、子供達はかっこう、ウグイスを買ってみた。簡単な作りではあるが、結構それっぽく聞こえる。山中を歩く6号路で鳴らしてみると、結構笛の音に呼応して本物が鳴いてくれる。

 1号路は薬王院の参道であるため、途中に茶店も多い。ここで飲み物を買ったり、お団子を買ったりするが、最近のお気に入りは、冷やしキュウリである。氷水で冷やされたキュウリに味噌を付けて食べるだけの単純なものだが、これがとても美味しい。熱くなった体をキュウリが冷やしてくれて、汗で流れた塩分を味噌が補給してくれる。


※味噌欲張り過ぎて、追加でもう一本購入。


 薬王院で売っている天狗梅も毎回購入しているものの一つ。単なる梅干しだが、水分がまったく無く、塩分も非常に強い。これも登山途中に人かじりすると、とても元気が出てくる。味の濃さゆえに山の中でもせいぜいひとつ食べれるかどうか。大概数個は余ってしまう。買うたびに1個ずつでバラ売りしてくれればと思ってしまう。



 ここ数年の猛暑の影響か、高尾登山の際も雷雨に出くわすことが多くなった。今年も山頂でご飯を食べている最中に雷の音が聞こえ始め、慌てて下山を始めたが、間に合わず、雨に降られてしまった。残念ながら下山時恒例の沢遊びをすることができなかったが、とりあえず恒例行事を行うことが出来てほっとしている。

 来年もまた行くことが出来るかどうか分からないが、みんなの予定がうまく合えば、雨に降られないように少し時期をずらして行きたいと思う。

(池)

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気仙沼

2013-08-19 08:24:14 | 日記
 次元の違う世界の住人がじっと自分を見つめていることに気がついている主人公がジワジワと異なる次元に引き込まれてしまうSFのようなミステリーのようなファンタジーのような恋愛小説を川上弘美が『真鶴』という題名で書いている。
 東海道線に揺られながら自分についてくる自分の影のような何かと一緒に、何かがあるはずの真鶴に向かう女性の物語である。
 
 そろそろ80に手が届きそうな母は、この小説の主人公のようなことをたまに口にする。普通の人には見えないものが見えてしまう年頃があるのかもしれない。そう言えばクーナという小人が見えてしまった子供たちのその後を追ったドラマが昨年放送されていた。面白かった。ところが、自分には全く見えない物が見えると言い張る人と一緒に旅をするという場面に遭遇すると、現実はまったく違う。
 
 7月の半ば、私にはまったく見えない何かが「いる」と落ち着いて普通に語る母を連れて母の故郷である宮城県気仙沼市の海上に浮かぶ大島と言う、どこにでもありそうな名前の島を訪れた。2泊3日の旅である。
 
 故郷を訪れ、まだそこに住む年老いた兄に会い墓参りをしたい、というのが母の願いだった。人生最後の願いだというその願いは、すでに5~6年前に叶えたのである。その時は大袈裟に感謝され、これでもうやることはやったと安心していたのだが、東日本大震災が起きてしまった。気仙沼大島は津波で壊滅的な打撃を受け、その後海上に流出した瓦礫と油に火がつき、周囲が4日間も炎で包まれた。その後のふる里の様子を知りたいと思うのは自然な成り行きではあったろう。
 
 東北新幹線で一ノ関へ出て、一ノ関からは大船渡線に乗るというのが本来のルートだが、母は足が弱く列車の乗り換えや現地の活動にいちいちタクシーを借りるのも面倒だと思い一ノ関から先はレンタカーを借りた。母の体調を考え、いきなり海を渡らず気仙沼の港のすぐそばのホテルに宿泊した。私は昨年、陸前高田を訪れたことがあり、その際、震災後の気仙沼港も見ている。昨年あった瓦礫はもう、すっかり片付けられていた。フェリー乗り場のビルが跡形もなく撤去されサラ地になっていたのには驚いた。
 
 わがまま放題の母の言葉にまともに応えて腹を立てたり、呪文のような寝言につきあったりしながら、久しぶりに母と一緒の部屋で眠った。翌朝早い時間のフェリーで島に渡った。3人で来たはずなのにあの人はどうしたのかと母が言ったのはホテルをチェックアウトしようと荷物を持ち上げた時だった。さあどうしたのだろう。私には3人めが見えなかった。残念なことだ。
 
 気仙沼大島に渡ると母の兄、つまり私の伯父にあたる方が、一家をあげて歓待してくれ、そこで一泊させて頂いた。大津波後に海から襲ってきた炎には島中の人たちが総出で消化作業にあたって島への延焼を防いだこと、炎に囲まれている間は水も食料もなく、最初に配られた食料が一握りのウニと白米だったこと、最初に食料と水を持って助けに来てくれたのはアメリカ海軍だったこと、アメリカ海軍はヘリで何日も風呂に入っていない島民を沖の艦艇まで運び、風呂に入れてくれてくれ、しかも帰るまでに着ていた服をクリーニングして乾かして待っていてくれたこと、今も島の3箇所に仮設住宅があり多くの人がそこで生活を続けていること、平成30年完成を目指して島へ渡る橋を架けようという計画が進んでいること、など震災後の島の暮らしを聞きながら夜が更けた。
 
 話しの合い間には、草ぼうぼうの裏山に登って墓参りを済ませた。立派な墓がいくつも並んでいたが、震災で倒れたり壊れたりして、どれも皆、石屋が直したものだと伯父が言っていた。
 
 震災後の島の様子を見、兄に会い、墓参りもした母は最後の願いを叶えたはずだったが、帰ってきて一週間も経たないうちに電話をかけて来て、次はいつ連れて行ってくれるのかと問うた。また来ると約束して来てしまったから仕方がないと。見えないものが見える人は自分の気持ちに正直である。(三)
 
 
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