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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

団地という選択肢

2013-11-22 10:37:03 | 日記
社会人になり実家を出て十数年、今までいろんな街の部屋に住んできました。
通勤が大変だけど郊外の静かな部屋、
隣の駅に映画館があり思い立ったらすぐに行けた部屋、
賑やかな街の部屋に住んでいた時は
近くに美味しいお店が多くて体重がみるみる増えていきました(笑)。

部屋を選ぶ基準は人それぞれですが、
私の場合は主に通勤時間、家賃、住環境の優先順で決めてきました。
その為か街や部屋に対するこだわりがあまりなく、
2~3年サイクルで適当なアパートへの引越を繰返し今に至ります。

そんな私の価値観が、最近住環境優先に変わりました。
きっかけは「団地に住もう!」(著者:東京R不動産)という本です。

「幸せな風景が、ありました。」のフレーズで始まるこの本には
自然溢れる団地とそこに住む方々の笑顔の写真が満載です。
この本を最初に読んだ時、私の中の団地に対するイメージが覆り、
「楽しそう!ここに住んでみたい!」と感じたのをよく覚えています。

高度成長期に郊外に多く建てられた団地は今、
緑地の木々が大きく成長し緑に包まれた集合住宅になっています。
建物自体は築30年を超えるものが多いですが
URや地方住宅供給公社の団地であれば管理がしっかりしているので
耐震補強はもちろん、内装も若い世代向けに間取り変更している所もあります。

家賃が安い事も大きな魅力。
私の感覚では相場より1~2割安い感じがしました。
キャンペーン時期であれば、家賃が2~3ヶ月無料だったりします。
礼金無し、更新料無しの所も多いです。(敷金は3ヶ月分だったりしますが)

こどもからお年寄りまで様々な世代が暮らしている点もいいですね。
長く住めば知っている人がいつも近くにいる安心感も出てくるでしょう。
ファミリー層が住むイメージがありますが単身者でも入居できる物件もあります。
近々引越の予定がある方は選択肢のひとつに入れてもいいのではないでしょうか。
URや公社(神奈川県だと神奈川住宅供給公社)のサイトで空き室検索ができます。

実はこの秋、異動で通勤時間が長くなり引越すチャンスを得たので妻に相談し、
本で紹介されていた横浜の団地へ引越を決めました。
半年ほど前に下見に行った際の写真を載せておきます。
8月にはグランドで夏祭りが行われ、花火も上がるそうです。
今から楽しみでしかたありません。(いわ)

・ベランダからの眺め


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株式会社ジェイエスピー
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ET2013開催中

2013-11-21 09:19:28 | 日記
今年も「組込み総合技術展ET2013」が昨日(20日)から開幕している、ジェイエスピーは2011年から数えて3回目の出展である。2011年がジェイエスピーの「見守りシステム」発表の最初の展示会で、きっかけは横浜市経済局が横浜市内の企業を集め、「横浜パビリオン」として小さな展示スペースによる割安な出展料とデザインなどの支援を受けられる事で「見守りシステム」を知っていただくためにと、思い切って出展した。

「見守りシステム」の商品化にはbio sync社が開発した「生体センサーマット(マットレスの下に設置可能、音と圧力から心拍、呼吸、体動などが検出出来るエアーマット)」なしにはあり得ない事だった。2011年2月から協力してジェイエスピーはソフトウェアの開発を担当し、最初に製品化したのは乳幼児向けに、昼寝等の時使用し、呼吸などの異常を離れた場所にいる母親に知らせられる、zigbee無線子機と中継器の開発、その後すぐに住宅メーカーのS社から眠りについての検出装置(眠くなればライトが消えたり音楽がフェードアウトし、朝目覚めるときはカーテンが自動で開く)を依頼され開発した。現在は各住宅メーカーも同じようなシステムを開発している。

2011年の初展示から振り返ってみると、おおよそ以下のようになる。

ET2011
初出展のためパネルづくりから始め2カ月近く検討をして現在も使える「見守ります」のパネルを作成。同時にOSGi技術のパネルも作り組込み展のスペースを飾った。
1.Zigbeeによる「ベビー見守りシステム」
2.PCとAndroidタブレットでの見える化した「介護見守りシステム」
3.OSGi技術のパネルでの紹介
そしてこの展示会で小型linuxサーバ(Guruplug)の製造元であるGLOBALSCALE社(米国)のCEOと担当者に、初めて会っている。その後日本向けの改良やTELEC認証取得、独占販売権の取得と進むことになる。

ET2012
1.小型linuxサーバ(Guruplug)を使った二つのシステム提案と販売促進パネル展示
 ①OSGiプラットフォームをインストールし室内の照明をON,OFF出来る事とカメラで撮影 し画像を保存できる事の提案。
 ②RFIDカードリーダーを使いタイムカードシステムとして提案。
2.「乳幼児見守りシステム(SmileSitter)」PVをTVで紹介。
3.小型linuxサーバ(Guruplug)の単体販売(20,000円)をアピールした。

そして今年のET2013に展示しているのは
1.「介護施設向け見守りシステム」
 実際に22の個室にすべて導入して夜間の見守りに使用している施設(名古屋市)の例を写真で紹介。
2.「動物病院向け見守りシステム」
 動物病院でのICU装置での使用を模擬してステンレスの犬舎(60CmX55CmX70Cm)を展示台に乗せ、中にセンサーマット、犬のぬいぐるみ、ライト、カメラ設置し注目を引こうとしている。また、購入いただいた動物病院(横浜市関内)があり、力が入っている。
この病院からは400gの赤ちゃん犬でも心拍がとれたとの嬉しい報告も受けているので、そのことも宣伝している。
3.新「動物病院向け見守りシステム」
 こちらは、まだ出来る化分からないのだがセンサーマットでない新デバイスでの提案をパンフレットと犬舎による展示で提案している。

ET2013の本日(21日)は17時終了のところ1時間延長して18時までフェスタを開催する、展示会では珍しくアルコールやおつまみも各ブースで振舞われる、「横浜パビリオン」では横浜地ビール(いつも人気で行列)や崎陽軒のシュウマイ、ハーバーなどのお菓子が振舞われる。
ジェイエスピー社員はなかなか自社の展示会にでることが出来ないので、写真を1枚掲載するので雰囲気をご覧ください。(展示台の左に乗って居るのが犬舎で中をライトアップしている)

次回は2014年2月5日~7日の「テクニカルショーヨコハマ2014」に出展する。(鉄)



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写真日記

2013-11-20 09:50:16 | 日記
 写真を撮り始めてから、今年でかれこれ十年ほどになる。妻が旅行のために購入したデジカメを借りたのがそもそものきっかけだが、現在では、休日などは一眼レフを常時持ち歩く習慣がついている。

 下手の横好きではあるものの、一定期間レッスン(のようなもの)を継続しているうちに、ボンヤリとではあるが、物事を習得する過程というのは、普遍的にこういうものなのかなと思うところがあった。それは以下のようなものである。

 1.入門:何も考えずに始める。
 2.練習:手本を真似る。
 3.理解:ある程度理解する。
 4.倦怠:理解が深まるほど、壁が見える。
 5.継続:壁に耐える。

 個人的な印象ではあるが、1~3段階目までは無条件に楽しかったはずのものが、4段階目を境に壁らしきものが見え始めて、次第に新鮮味も失われてくる。そして、5段階目に入ると楽しみよりもむしろ苦痛のほうが多くなってくるようである。

 例えば、自分の場合、写真の対象は風景や静物に偏っていて、人を撮るのは苦手というか下手である。この辺りは自分のパーソナリティにも起因しているようで、こういう弱点は修正が効かない類のものではないかと思う。

 とはいえ、それでも現在まで写真を続けている理由は、それが自分にとって必要な何かであると感じているから、ということだけは言うことができるかと思う。要するに好きということなのだろう。
(馬)

・新宿御苑にて


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香りの記憶

2013-11-19 09:37:16 | 日記
最近ではよく知られた事と思いますが、
匂いと言うのは記憶に深く結びついていて
思わぬときに、鮮やかに記憶を呼び戻してくれますね。

先日ふらっと立ち寄ったお茶屋さんで
久しぶりに台湾の銘茶「清茶」を頂きました。

蘭の花のような可憐な香りに、呼び戻された記憶は?というと
中国の杭州へ旅行した時のある風景です。

もう16、7年ほど前になりますか。
中国人の知人が虎跑泉へ案内してくれました。
当時の私はお茶を扱う仕事をしていましたので
それを知っている知人はこれを味わわずに杭州を去ってはいけないと案内してくれたという理由です。
といっても何の事か、と思われますね。
杭州の龍井茶は銘茶として大変有名なのですが、
この虎跑泉の水で飲むお茶は最高だといわれています。
(とても表面張力の強い泉水でコップのふちギリギリに注いで
真横から見ると真ん中が盛り上がって見えます。)

さて、その日は小雨で、山水画のような緑豊かな風景のなか
小川にそって進み長い階段を上ったその先に
虎跑泉、そして休憩所のようなスペースがありました。
そこで虎跑泉の水で淹れた龍井茶が飲めるという事で
さっそく頂く事に。
しかしどうやって頼むのか?
プラコップの底に龍井茶らしき茶葉が入った物が無造作に並べられ、その奥には無愛想な女性が二人、部活で使うような大きなやかんをもってそのコップを差し出せと言ってるような、、、
いやいや手前に置いてということらしい(^^;)
ザーッと熱々のお湯を注いでくれました。

プラコップで熱いお茶、、、、
しかしこれが今になっても今までで最高の飲み物です。

一口飲むと、遠くで香る沈丁花のような花の香り
春の上品な花の香りです。
その後は初夏の清々しい新緑の香りがして、
それが徐々に実りの秋、木の実の風味にかわり
最後は冬の滋味。
とても美しい物がからだの中を流れて、
まるでからだの中が浄化されていくような
不思議な体験でした。

さて長くなりましたが、昔を思い出させてくれた台湾の「清茶」
これは実は、日本の煎茶と同じ緑茶である龍井茶と違い、
軽度に発酵させたウーロン茶の仲間で
その名の通り大変清らかな香りがします。
微発酵がもたらす上品な花のような香りとまろやかな香味、
私にとっては、どこか、虎跑泉の丸みのある水で淹れた龍井茶に通ずるものがあります。

日本人の緑茶は海苔の香りの要素
中国人の緑茶は栗の香りが好まれる傾向があるそうですが、
みなさんはどう思われますか?

さて、以前はこの忘れがたいお茶を求めて、
”あの時のお茶に近いものにもう一度出会いたい!”
と思っていましたが、
子どもを育てる親となった今は、、、

「土地・天候・技術(人)」
によってその時々出来が変化するその年、その時のお茶を
一期一会と、いとおしく感じられるようになってまいりました。

年末に近づき毎日お忙しいと思いますが、
風邪など召されませんよう、こまめに喉を潤し、
お茶のカテキン効果で
バイ菌をやっつけてください。

虎跑泉の写真はなかったので、なんとなく雰囲気、、、
台湾で清茶の製造体験をした時の写真です(^^)
(格)



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整形美女と偽装

2013-11-18 08:20:21 | 日記
 リーガルハイというドラマを録画して見ている。いやにドギツイ。先日見た回は、美しい女性を口説き落として妻にした男性が、妻の整形の過去を知り離婚と慰謝料を求めるという話しだった。
 番組制作者側の意図は全く分からないし、同じ土俵で論じるべき内容では無いのだが、ちょうどその回を見たのがホテルのレストランでメニューの偽装が発覚して偉い方々が「ごめんなさい」をした会見映像が流れた頃だったので、偽装とリーガルハイのこの回の内容がどうも重なってしまった。

 すごい美人を妻にして甘く楽しい生活を送っていたにもかかわらず、その妻が実はひどく不細工だった自分を変えたくて整形した事実を知った途端、夫は裁判まで起こしてしまった。

 楽しく美味しい食事をして、また来ようね、なんて約束していた人達が、メニューのエビが伊勢海老でなくロブスターだったと知った途端、何だあのホテルは、と言い出したことと似ているように感じたのだ。もちろん食品の偽装は怖い。体に良くない成分を含む食品を体に良いと偽装されることが一番恐ろしい。食品偽装など無い方が良い。

 だが何の変哲もない食材を美味しそうに見える料理に変え、実際食べても美味しく感じる場を作っていくのが職人の技だとすれば、発表されるまでまったく偽装に気が付かなかった方々はその技を堪能していたのではないか、と思う。凄い技術を持っているなら何も食材に関する嘘をついて料理を作らなくても良かったのではないか。食材が高いから料理が高いのではなく、シェフの腕が良いので料理が高いという理屈でも構わないような気がする。

 だれでも多少の見栄を張って生きている。それを単に「装い」と呼ぶか「偽装」と呼ぶか、どこで区別すれば良いのだろうか。自分の弱い部分を隠して何とか強く生きようとする人々のありようの全てを悪いことだと否定することはとても出来ない。そんなことは嘘だとわかっていて、その嘘の中で必死に頑張っている人も多いだろう。マスコミがニュースにすると、いきなり偽装は悪だと言い始めること自体に少なからず嫌悪感がある。

 とは言え、毎日新聞の論説委員が「日本はこのまま行くと偽装国家になってしまう」と強い口調で警告を発していたのを聞いて、ハッとしたのも事実だ。日本人はもともと、欧米諸国人とは違って、決して嘘をつかないという、それ自体嘘とも取れるほどのはったりをやせ我慢しても貫き通す美徳を持っていた国民だった。そんな国民性を持っていたから昔は踏み絵をすれば信じている宗教を知ることが出来た。偽装国家の住人ならそうは行かない。どんな神の絵でも平気で踏みつけてしまうだろう。自分以外の何者をも信じない。その上自分すら信じていない。そんな、国全体が「嘘つき」な国を誰が好きでいられようか。バカを見ても正直でいようとする国の国民であるほうが幸せなのではないかと思えてしまう。
 
 嘘をつくのもつかないのも信念をもって行うべきなのだろう。信念もなく責任も持たずただ自分の欲のためだけについた嘘は明らかに「偽装」と指を差されても仕方がない。自分のついた嘘の責任を自分で取ろうとしない姿に出会うとひどく醜いものを見たような気になる。ただその判断は難しい。

 その上、前向きに向上したいと考える気持ち自体が、その底に人に褒められたい好かれたいと思う気持ちに通じているようで、人は本能的に本来の自分より一段上の自分であるように振舞ってしまいがちだ。あるがままに自然に生きているように見える人は内面でとてつもない努力をしていることだろう。(三)


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