プロ野球の日本シリーズを直前にひかえ、今年もドラフト会議の日がやってきた。
目玉選手不在と言われていたが、京大初のプロ野球選手誕生や、夏の地方予選で涙した選手がドラフト1位で指名されるなど、ドラマは色々あったと思う。
ドラフトで指名された選手には、“不作”という記事を書いた人たちが後悔するような今後の活躍を期待したい。
と、ここまでプロ野球について書いてきたが、実はサッカーネタ。
先週、サッカーファンにとって非常に残念なニュースが流れた。
『U-20 ワールドカップ出場を逃す』というものだ。サッカーのワールドカップは、夏にブラジルで行われたもの以外にも年代別に大会が存在する。20歳以下の選手が参加する大会が U-20 ワールドカップ。17歳以下の選手が参加する大会がU-17 ワールドカップだ。
各国、力の入れようは様々だが、日本は比較的力を入れていると思われる。それが、2007年大会の出場を最後に4大会連続でU-20 ワールドカップへの出場を逃している。
今までは、U-17 ワールドカップへは出場できている という変な言い訳が成り立っていたが、今回(2015年の大会)に限っては、U-17 ワールドカップへの出場も逃したばかりでこのニュースに至っている。
サッカー協会の関係者は大いに慌て、対策を!と騒いでいるだろう。
そして、サッカーファンは、この年代が主力となる2020年の東京オリンピックやその後のワールドカップはどうなってしまうのか?と不安にならざるを得ない。
若い世代における国際経験の重要性は、トルシエ監督が体現してくれたと思う。トルシエ監督が2002年日韓大会に向けて日本代表の監督に就任すると、U-20世代の監督を兼務し育成に努めた。U-20ワールドカップでは、小野伸二選手を中心としたチームが結果を残し、その後、オリンピック代表チームと融合。オリンピックでも結果を残し、日本代表チームと融合。日韓大会におけるワールドカップ初勝利と決勝トーナメント初進出の輝かしい功績は若い世代の選手育成に尽力した結果であると今でも思う。
この貴重な国際経験の場を得ることができず、20歳以下の若い世代の選手は育っていってしまう。アジア予選を突破できない時代がまた来るのではないかと不安が高まっていく。
ただ、サッカー界における育成が単純に間違っているとは思えない。Jリーグ発足後、確実にピラミッドの底辺の底上げは成功していると思う。
今の高校サッカーを見ても、昔ほど名門と呼ばれる高校だけが選手権大会に出てくることは少なくなった。指導者のレベルが上がり、高校レベルでは力が拮抗してきている証拠だと思う。
では、何が足りないのか?
一つは、選手側の気持ちの問題ではないかと思う。
指導者のレベルが上がることで、逆に言われたことだけを忠実にこなしていけば、確実に力が延びるという下地を作ってしまったのではないか。
平均点以上の選手を多く輩出することに成功したが、ピラミッドの頂点にかけ上るような自分だけの武器を持った選手が生まれにくくなっているのではないかと思う。
また、ミスなくこなすことが良しとされ、無理をしない気持ちが、国際大会におけるあと一歩を大きな壁にしてしまっているのではないかと思う。
技術を盗むんだと貪欲に取り組む姿勢。自分の限界を常に超えるんだというチャレンジする姿勢がどの世界においても育成される側に必要な要素だと思う。(ほ)
monipet
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センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
目玉選手不在と言われていたが、京大初のプロ野球選手誕生や、夏の地方予選で涙した選手がドラフト1位で指名されるなど、ドラマは色々あったと思う。
ドラフトで指名された選手には、“不作”という記事を書いた人たちが後悔するような今後の活躍を期待したい。
と、ここまでプロ野球について書いてきたが、実はサッカーネタ。
先週、サッカーファンにとって非常に残念なニュースが流れた。
『U-20 ワールドカップ出場を逃す』というものだ。サッカーのワールドカップは、夏にブラジルで行われたもの以外にも年代別に大会が存在する。20歳以下の選手が参加する大会が U-20 ワールドカップ。17歳以下の選手が参加する大会がU-17 ワールドカップだ。
各国、力の入れようは様々だが、日本は比較的力を入れていると思われる。それが、2007年大会の出場を最後に4大会連続でU-20 ワールドカップへの出場を逃している。
今までは、U-17 ワールドカップへは出場できている という変な言い訳が成り立っていたが、今回(2015年の大会)に限っては、U-17 ワールドカップへの出場も逃したばかりでこのニュースに至っている。
サッカー協会の関係者は大いに慌て、対策を!と騒いでいるだろう。
そして、サッカーファンは、この年代が主力となる2020年の東京オリンピックやその後のワールドカップはどうなってしまうのか?と不安にならざるを得ない。
若い世代における国際経験の重要性は、トルシエ監督が体現してくれたと思う。トルシエ監督が2002年日韓大会に向けて日本代表の監督に就任すると、U-20世代の監督を兼務し育成に努めた。U-20ワールドカップでは、小野伸二選手を中心としたチームが結果を残し、その後、オリンピック代表チームと融合。オリンピックでも結果を残し、日本代表チームと融合。日韓大会におけるワールドカップ初勝利と決勝トーナメント初進出の輝かしい功績は若い世代の選手育成に尽力した結果であると今でも思う。
この貴重な国際経験の場を得ることができず、20歳以下の若い世代の選手は育っていってしまう。アジア予選を突破できない時代がまた来るのではないかと不安が高まっていく。
ただ、サッカー界における育成が単純に間違っているとは思えない。Jリーグ発足後、確実にピラミッドの底辺の底上げは成功していると思う。
今の高校サッカーを見ても、昔ほど名門と呼ばれる高校だけが選手権大会に出てくることは少なくなった。指導者のレベルが上がり、高校レベルでは力が拮抗してきている証拠だと思う。
では、何が足りないのか?
一つは、選手側の気持ちの問題ではないかと思う。
指導者のレベルが上がることで、逆に言われたことだけを忠実にこなしていけば、確実に力が延びるという下地を作ってしまったのではないか。
平均点以上の選手を多く輩出することに成功したが、ピラミッドの頂点にかけ上るような自分だけの武器を持った選手が生まれにくくなっているのではないかと思う。
また、ミスなくこなすことが良しとされ、無理をしない気持ちが、国際大会におけるあと一歩を大きな壁にしてしまっているのではないかと思う。
技術を盗むんだと貪欲に取り組む姿勢。自分の限界を常に超えるんだというチャレンジする姿勢がどの世界においても育成される側に必要な要素だと思う。(ほ)
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横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
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