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エクセル

 このところずっとワープロ打ちに励んでいる。ワードから一太郎にシフトしたことは先日記事にしたが、それ以前にワードで作った文書も一太郎に移植しようとしている。ワードで作った塾生の名簿も一太郎に取りこんでみたが、「塾生の名前」「郵便番号」「住所」「学校名」「保護者氏名」「電話番号」と見ていくと、必ずズレた箇所が出てきてしまう。半角にして真っ直ぐに合わせようとしてもどうしてもうまくいかず、名簿としての見栄えはかなり悪い。生徒に配布する文書ではないから、書いてある内容に間違いさえなければそれでいいのだが、それでは私のワープロ打ちとしてのプライドが許さない。何かいい手はないかと、あっちこっちネット上で探してみたところ、思いもしなかった解決法を見つけた。
 「エクセルで名簿を作ればいいじゃないか!」
そうだ、エクセルならセルに分けられているから、文字の頭出しを揃えることは簡単そうだ。上手くいくかも・・。
 
 私は毎月の月謝管理のために、エクセルを使っている。項目別に入力していけば自動的に計算してくれる便利さは格別だ。5年ほど前から使っているが、もっぱら月謝管理のためだけで、まさか名簿作りをエクセルでするなんて思ってもみなかった。「エクセルは表計算のためのもの」という先入観にとらわれていたようで、ちょっとした発想の転換が必要だった。何をやるにしても、柔軟な思考というものは必要だと改めて痛感した。

 で、ワードで作った名簿をプリントアウトして、それをお手本にエクセルに入力していった。名前と郵便番号はそのままのセルに入力できて、結構順調に進んでいったが、住所を入れる段になってハタとこまった。文字数が多くなるため、セルの幅を大きくしなければならない。以前使ったことのある機能だが、どういう手順を踏んだらいいのかまったく覚えていなかった。そこで、ヘルプを開いて、「セルの幅」と入力してみた。すると、「ホーム」・「セル」の「書式」・「セルのサイズ」の「列の幅」で、列の幅をインチ単位で指定できることが分かった。ワードでもたびたびヘルプの世話になったが、意味不明なこと多くて苦労した。その点、このエクセルの説明は明快でよく分かった。
 セルの幅さえ思い通りにできれば、後のことは簡単だった。ワードと違って文字の頭出しには気を遣う必要がないのは大いに楽だった。

 「エクセルで名簿作り直したぞ」
と自慢げに言った私に、妻は、
 「今まで名簿はエクセルで作ってたんじゃないの?」
 「初めてだけど・・」
 「へえ、不思議。名簿は普通エクセルでしょう」
 「そうなの・・、知らなかった・・」
 
 私としては大発見のようなことでも、世間一般には常識って思われてるなんて・・、ちょっと残念・・。

 まあ、そんなことはあまり気にせず、またせっせとワープロ打ちに励もうっと!!
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