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がんばりますっ!!

 昨日日曜日は塾が終わってから、ずっとSMAPのメンバーの顔を見ていたような気がする。
 3時半からは夜9時から始まる「SMAPがんばりますっ!!」を100倍楽しむ方法、と題して、昨年放送された番組の再放送が放映されていた。そんなに一生懸命見ていたわけではないが、断片的に去年見た覚えのある映像もあって、それなりに楽しめた。SMAPファンなどではないが、妻の影響でどうしたって気になる。たわいもないことばかりやっているだけなのに、妙に「頑張っているな」と思ったりする。もうSMAPの時代じゃないだろう、と思ったりするが、やはり芸能界でこの5人の存在感は特別なものがある。時には手厳しいことを言いながらも、目をウルウルさせながら番組を見ている妻の姿を見るたびに、やはり彼らは稀有な存在だと思わざるをえない。
 で、本番の9時からの放送。NHKの「龍馬伝」を見ながら、やはり木村さんでは坂本龍馬は荷が重かったかな、と思ったが、「宇宙戦艦ヤマト」でどんな古代進を見せてくれるだろう。このところの木村さんの頑張りから言って、かなり期待が持てる気もするのだが・・。
 だが、残念なことに、「がんばりますっ!!」が始まって、中居の鬼ごっこをしばらく見たあたりで居眠りしてしまったようだ。(中居が番組の最初から最後まで妙におとなしかったのはなぜ?)。ハッと気づいたら、吾郎ちゃんがカラオケで奮闘している場面だった。石川さゆりが「天城越え」を歌っても74点、都はるみが「北の宿から」を熱唱しても61点という信じられないような結果の中、吾郎ちゃんが「さくら」を20回以上歌った挙句に、なんと100点を獲得したのをボーっとしながら見ていた。しかし、木村さんの「トマトだけ生活」はどうなった?妻に訊いたら、とっくに終わったと教えてくれた。結構楽しみにしていただけに、「何で起こしてくれなかった?」と詰問しても「気持ち良さそうにいびきをかいていたから・・」と言われてしまっては返す言葉もなかった・・。
 その後剛ぽんの「全力坂」は面白かった。剛ぽんとタモリは親子のような関係だと妻から聞いていたが、タモリの好きな東京の坂を剛ぽんが全力で走るのは、妙に微笑ましくて心温まる気がした。しかし、剛ぽんの走った坂のほとんどに名前が付いていて、それぞれきちんとした謂れがあるのには驚いた。私の住む田舎町も坂が多いが、しゃれた名前の付いた坂などまるでないから羨ましくも感じた・・。
 最後の慎吾の「縄文生活」は、彼が新型インフルに罹った原因となったロケのようで、見ていて少しばかり痛々しく感じたが、真冬の海に入ってサザエを採った慎吾の意気込みはいったいどこから来るのだろう、と思った。「SMAPなめんじゃないよ!!」と妻が時々つぶやくことをまさに体現したようで、メンバーの底知れぬ力を感じた瞬間でもあった・・。
 
 年末年始にやたら嵐の姿をTVで見かけたから、ジャニーズでも遅まきながら世代交代が始まったかと思っていたが、この番組を見ていて、やはり嵐がSMAPの域に達するにはまだまだ時間がかかると思った。もちろんいずれ王座から退かねばならない時は来るだろうが、それまでは簡単に明け渡さないぞというメンバーの意欲が表明されていて、SMAPファンには面白い番組だったように思った。事実、見終わった妻が「今年はライブ!!」とハイテンションだったのを見るだけで、ファンにとっては楽しみな1年となることが分かる。
 「じゃあ、今年はライブについて行こうかなあ・・」
と言ってみた私に、妻が何も返事しないのは、やはり単独で楽しみたいということなんだろうな…。


 しかし、ソフトバンクのSMAPはいいなあ・・。
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Twitter に関して

 Twitter というものが流行っているらしい。
HPに行ってみたら、「Twitterとは、140文字以内の短い発言(つぶやき)を入力して、みんなで共有するサービスです」と記されており、その特徴は、
 ①書き込むのがとても簡単です。
 ②たくさんの人と気軽につながれます。
 ③色々なユーザーが同じ時間の流れにいます。
なのだそうだが、イマイチよく分からない。簡易ブログだと思ったらいいのだろうか・・。さらに親切なことに、Twitter を始める5つのステップまで、教えてくれている。
 STEP1.Twitterに登録してみよう
 STEP2.自分の好みの設定にしよう
 STEP3.発言してみよう
 STEP4.他のユーザーの発言をフォローしてみよう
 STEP5.他のユーザーとコミュニケーションしてみよう
論より証拠、とりあえず登録だけでもしてみようかと思ったが、HNで登録すればいいのか、実名で登録しなければならないのか、よく分からなかったので、面倒になってやめた。
 元日から鳩山首相も Twitter を始めたと新聞で読んだ時には、総理大臣たるもの、つぶやきなんかじゃなく、論理だった明瞭な言葉で国民に語りかけてほしいものだ、と思った。後日谷垣自民党総裁も同じような趣旨の発言をして、首相を批判したようだから、
「総理大臣たるもの、深く考えずに新しいものに飛びついたりしてはいけないぞ」
と、つぶやいてみたくなった・・。

 ちょうどその頃、中3生の冬期講習の国語の問題に、まるで Twitter が日本で流行する理由を説明してくれているかのような文章があった。中村明という国語学者の「表現のよろこび」からの引用だったが、
「伝統的な察しあいの文化の中で、日本人はとかく言い切らない言い方を良しとし、控えめな表現を大事にする言語観を捨てきれないでいる」
という前提に立って、日本的な表現の特徴を以下の三点に集約して述べている。すなわち、
①.「非限定性」・・明確に限定せず幅を設け、含みを持たせることこそたしなみのある表現だとする態度。
②.「間接性」・・露骨に言いすぎないようにする配慮。
③.「省略性」・・皆まで言うなという美意識に支えられ、どこかに空隙をつくっておく表現。
 
 なるほど!と思った。ブログでは字数など気にせずに、いくらでも己の思いを綴ることができる。だが、140字という字数制限があっては、どうしたって己の思いを押しとどめざるをえなくなる。言葉は足りなくなるかもしれないが、逆に言いすぎて、読む者を不快にさせる恐れは少なくなるかもしれない。また、世界中に発信されることを念頭に置けば、限定せずにある程度文言を曖昧にしたほうがフォローしてくれる人も多くなるだろうし、コミュニケーションの輪も広がるかもしれない。さらには、論理だてた文章を書くには字数制限が邪魔して、ある程度論理の飛躍が許される範囲が広まるようにも思う。
 こうした観点からいえば、ずいぶん気楽にその時その時の思いを他者に向けて発信できるようだ。そうした緩さが日本人の気質に合っていると思えなくもないが、やっぱり私には縁のない領域だと思ってしまう。自分を論理的な人間だと思ったことなど一度もないが、論理的でありたいとは思っている。感情に走りがちな人間であるから、感情のほとばしりであるようなつぶやきはできるだけ他人には聞かせたくないと思っている。このブログの記事こそ、そんなつぶやきの集まりだと言われてしまえば、返す言葉もないが、私としては明晰な理性に支えられた文章を書こうとしているつもりだ。もちろんそれは私の理想であり、このブログでその思いが遂げられるようなことはないかもしれないが・・。

 結局は「Twitter など私には縁ないもの」と言いたいのだろうが、そう短くつぶやくよりも、たとえ屁理屈であろうと、一応理由づけとなる文章を書こうと頭をひねる方が楽しいから、私にはブログで十分だ。 

 
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初お稲荷さん

 お千代保稲荷へ初詣に行って来た。
 清々しい日だった。高速道路に入ってすぐに真正面に雪をかぶった山が見えてきた。
「伊吹山だよね」
普段はその存在を意識したことなどないが、雪で白くなると近くに聳え立っているように見えて、まさに威容を誇っている。
「写真を撮ってくれよ」
と、運転している私は妻に頼んだら、
「いや」
と言って、取り合ってくれない。
「どうして私がブログに載せる写真を撮らなくちゃいけないの」
「そんなこと言わずに撮ってくれよ」
そんな問答を何度か繰り返した後で、やっと何枚か撮ってくれたが、残念なことにほとんど伊吹山の姿が分からないものばかりだった・・。
「望遠で撮ってよ」
と頼んでみても、
「望遠の仕方が分からない」
と意地悪を言う。自分も同じパナソニックのデジカメを持っているから、それくらいは簡単なはずなのに・・。前日に私が伝達事項を忘れたのが尾を引いているようだ・・。


 ゴジ健さんちの草𦿶剛の写真のように伊吹山がほんの小さく写っているだけだ・・。実は帰り道では、御嶽山が真正面に見えていたので、この時も写真を撮るように頼んでみたが、まったくいうことを聞いてくれなかった。本当に面倒臭い奴だ・・。

 そんな車中の葛藤もあったが、晴れ渡った空の下をドライブするのは気持ちがよかった。だが、それもお稲荷さんに着いた瞬間に曇ってしまった。いつもは200円の有料駐車場が、昨日はなんと400円、倍の値段になっていた。いくらなんでも悪どいだろう、と思って料金を集めに来たおじさんに文句を言ってやったが、「すみませんねえ」と受け流すばかりで相手にならない。そのせいか、無料駐車場に入ろうとする車が長蛇の列をなしていて、通行の妨げになっていた。正月料金なのかもしれないが、あまりに欲得ずくでは思わず信心も曇ってしまう・・。

 とは言え、参道は大勢の参拝客であふれていた。

  

 参道には大きな熊手を売る商店もいくつかあったが、お稲荷さん自体はお札などは何も売ったりしない。「古伝により」そうした類のものは一切売らないという断り書きがいつも社務所の窓に貼ってある。お稲荷さんを嵩にきて高飛車な商売をする輩と比べてその恬淡さが際立つから、どういう謂れがあるのか知りたい気もするが、どうやって調べればいいのか見当がつかないので、ずっと知らないままになっている。Google で検索したら分かるのかな・・。

 お参りを済ませ、いつものうどん屋で昼食を食べて、寄り道をせずに帰ってきたものだから、思いの外早く家に戻れた。そのおかげで、昨年末からやり残してあったワープロ打ちを完成させることができたから、それもちょっとしたご利益だったのかもしれない・・。

 また今年もお稲荷さん頼みになってしまいそうだ。
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年末年始に驚いたこと

 塾の教室に供えてあった鏡餅を撤去した。新学期が始まるのにいつまでもお正月気分でいてはいけないからと、毎年始業式の日に片づけている。後は父が炭焼き小屋で冬中かかって焼き餅にして食べてくれる・・。
 ならば、このブログでも気分一新を図るため、年末年始のおさらいをしてみようと思う。と言っても、いい加減ネタにしてきたのでめぼしいものは何も残っていない。だが、小ネタならいくつかある。それらを並べて「年末年始に驚いたこと」などとタイトルをつければ、それらしくなるかもしれない。試してみようっと・・。

 まずは「プリンあんみつ」・・。元日にパフェが食べたくなって、デニーズに行った。ところがメニューを見ていたら、急にたらこスパゲティーが食べたくなったので、パフェはあきらめた。でも、お腹が一杯になったらやはり甘いものが食べたくなった。そこで帰り道にプリンを買うことにした。しかも、あんみつの中にプリンが入ったちょっとばかり贅沢なものを・・。喜び勇んで帰ってすぐに食べ始めた。

 

 このプリンあんみつがずいぶん昔から大好物だが、ここしばらくはご無沙汰していただけに、わくわくしながら食べ始めた。(以前は初めから一つのカップの中に入っていたのに、今は自分で混ぜ合わせなければならない、面倒・・。)
 しかし、がっかりした。プリンやみつまめは昔のままだが、肝心の、私にとってはまさに生命線のあんこがまったく美味しくなかった。「何だ、これ?」と思わず叫んだら、妻が気を利かしてあんこの缶詰を出してくれた。それをたっぷり混ぜたら最高に美味しかったが、知らない間にこんなにも味が落ちてるなんて、とびっくりした・・。

 次は年を越して、そろそろ風呂に入ろうとした時のこと。服を脱ぐ前に追い焚きをしておこうとスイッチを入れた。すぐにいい湯かげんになるので、初風呂にゆっくり浸かろうと裸になって風呂場に入ってびっくり、浴槽から白い煙が出ている。何か焦げ臭いにおいもした。ん?と慌てて蓋を開けたら、なんと湯がほとんどない。「空焚きしちゃったのか?」と思いながらも、少ない湯に指を入れてみたら、熱湯になっているわけでもなかった。排水口を見たら、何かがつかえていて、きちんと栓が閉まっていないのが分かった。なんだろう?と思って指で持ち上げたら、ゲルマニウムの球だった。布袋に入れて浴槽に沈めてあるのが、破れて穴から球が一つこぼれ落ちて栓を邪魔したようだった・・。
 どうしよう?と思ったが、せっかく裸になったことだし、このまま湯船に入って、湯を入れればいいか、と半分眠って、半分酔っ払っている頭は無謀な判断を下した。実際に腰をおろしてみたら、足の甲ほどしか湯はなかったが、「半身浴もいいかな」と意味不明なことを思いながら、湯を入れ始めた。さほど寒さを感じることなく、気づいたら肩まで湯がたまっていた。どうやら途中で眠っていたようだ・・。

 最後は年末に食べた「鮎」。私の叔父が、塾に通っている孫娘の迎えにやってきたときに、妻に手渡してくれたそうだ。


 季節外れだが、どこかに保存してあったのだろう、身が太って肉厚な感じがして、妙にグロい姿に見えた。天然ものの鮎のおいしさは釣り好きのこの叔父から教わった私だが、こんな太った鮎は初めてだ。さてどんな味がするのだろう。だが、裏返してみて驚いた。なんだ、これは?

 

 腹がスポッと外れた・・。卵なのか・・。ちょっと気持ちが悪い・・。
 妻が叔父から聞いたところによると、この鮎は雄らしい。すると、これは卵ではなく白子ということなのか・・。食べる気など失せてしまった私だが、「食べてよ」と催促する妻の手前、目をつむって食べてみた・・。う~~ん、何とも言えない味・・。美味しいと言えば言えなくもないが、口いっぱいに広がった味は白子の味と言われればそんな気もしなくはない・・。う~~ん、私は見た目がグロテスクなものはダメだ、無理だ・・。
 なんとか我慢して大まかに平らげたが、後味はあまり良くなかった・・。4・5匹もらったのだが、父と私が1匹ずつ食べて、あとはみな妻が食べてしまったそうだ。いつもながら、その健啖ぶりには頭が下がる思いがした。

 小ネタではやはりこんなものかな・・。
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腰痛と寝汗

 年明けから寝ていると汗をかいて仕方がなかった。暑いなあ・・と思って目が覚めるとパジャマの中が汗でじっとり濡れている。部屋にヒーターをつけたまま寝ているわけでもなく、電気毛布を入れているわけでもない。布団から外に手を出せばいつものように寒い。どうしてかな・・と思いながら汗を拭っているうちにまた眠ってしまうののだが、朝目が覚めても不思議でならなかった。寝汗はよくないものだ、という昔からの思い込みがあって、体の調子が悪いのかな、と嫌な気にもなった。しかし、よく考えてみたら、ちゃんとした理由があった。このところ寝る前にずっと飲んでいる薬のせいだったのだ。

 年末に腰が痛くて仕方なくなった。歩いたりするのに支障が出るほどではないものの、車を長い時間運転していると堪らなくなった。塾で授業をしていても時間が経つにつれ、だんだんと痛みがひどくなってきて、すぐに横になりたいほどだった。我慢できずに温湿布を腰に貼ってみたものの、なかなか楽にはならなかった。父にコルセットを借りて腰に巻いて支えとしたら少しは楽になったが、それでも今まで味わったことがないような、体の内からじわじわと痛んでくる感触は消えることはなかった。冬休みとなって朝から夜遅くまでずっと授業をし続けねばならない身にはかなりきつかった・・。
 そんな私の様子を見かねた妻は、「弁慶の小屋をかたづけるときに重い小屋を一人で持ち上げたりするからだよ」と痛みの原因を笑いながら推測してくれたが、いろいろ腰痛に効くという薬を集めてくれた。


 温湿布はあまり効果がないような気がしたので、途中から「ゲルパップ」というシップに替えた。すると徐々に痛みが弱まってきたので、やはりこちらのほうがよかったのかもしれない。もちろんそれと同時に2種類の飲み薬も1日2回は欠かさず服用していたので、いくつもの薬が複合的に効き目を発揮したと思うほうが自然だろう。「葛根湯エキス」は風邪薬でもあるが、肩こりや腰痛にも効能があるそうだ。「オキソビタンDXゴールド」は腰痛によく効くとかで、「これだけは忘れずに飲みなさいよ」と妻にきつく言い渡された。1回2錠飲むのだけれど、昔私がずっと飲んでいたキョーレオピンという薬によく似た味がして、カプセル入りでなければとても嚥下できないような独特の味と匂いがする薬だ。ユンケルにも似ているので栄養剤なのかな、と思ったりしたが、「腰痛の薬」と妻が言い張るのでおとなしく飲んでいた。
 だが、寝汗のことを考えているうちにピーンと来たのがこの「オキソビタン」だ。腰痛にも効くのだろうが、やはり栄養剤であることも確かだろう。ユンケルでも飲めばしばらくすると体がカーッと熱くなってくることがよくある。それと同じ効果が「オキソビタン」にもあるのではないのだろうか。そう気づくと、朝家を出る直前にこの薬を飲むと、バスを運転している間に体がホカホカしてきて、汗ばんだりすることも多かった。夕方塾の授業の前に飲むと、授業中に「暑いなあ・・」と思ったりもした。ならば、夜寝る前に服用したりすれば、眠っている間に薬が体中に回って、暑くて仕方がなくなることだってあるに違いない。この薬のせいだったのか・・、と自分なりに結論付けた。
 栄養剤を寝る前に飲むなんてことをしたことがなかったので、気づくのが遅れてしまったが、原因が分かってほっとした。でも、飲み始めて1週間くらいは寝汗をかくなんてことはなかったから、やはり体がかなり疲れていたのだろう。徐々にいろんな薬が効き目を発揮して、血の巡りがだんだんと良くなってきたからこそ「オキソビタン」で体が火照ったような感じになれたのかもしれない。それと軌を一にするように腰痛も影をひそめてきたので、昨日は久しぶりにシップとコルセットをしないで一日を過ごした。それでも、腰痛がぶり返すなんてことはなかったから、またしばらくは楽に過ごせるような気がする。ほっとした・・。

 冬休みも昨日で終わり、きょうから新学期だ。いよいよ塾にとっても正念場を迎える時期だけに、今しばらくは「オキソビタン」だけは飲み続けて、体をいい状態に保つようにしようと思っている。ただ、夜飲む時間はもうちょっと早めにしたほうがいいだろうが・・。
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七福神

 初えびすの記事は昨日載せたが、実はその後、妻が東京へ向かう息子を駅まで送りがてら、地元の産神と称せられる神社へ初詣に行った。その神社でも初えびすの祭事が行われていたため、お参りしてお札をもらい受けてきたのだが、その際ちょっと変わったおみくじを引けたようで、自分と私の分の2つを頂いてきた。
「どちらがいい?」
と嬉しそうに差し出すから、
「こちら」
と言って私もワクワクしながら受け取ったのが、これ、「七福神みくじ」。


 早速中を開けてみたら、おみくじと布袋さんのシールが入っていた。


「布袋さんのシールなんて初めてだ・・」
と思いながら、おみくじを開いてみたら、「大吉」!!。元旦のお稲荷さんでは「末吉」だったからいきなりの出世だ。
「長閑な庭の美しい花の咲き匂って春の盛りの楽しい様に上吉の運に向かいます
けれど油断せずに信心して行い正しく些かも不義の楽しみに身を過たぬ様にせよ」
と有難いご託宣があった。心に刻みつけて、日々努力していこう!!と改めて新年の誓いを立てた。
 だが、布袋さんシールはどうしよう・・。どこに貼ったらいいのだろう?携帯電話?いやいや私の携帯電話では一年もつかどうか怪しい。来年までもたなかったら、貼った布袋さんに申し訳ないことになってしまう。それは避けたい。ならば、どこに貼ろう?
 と、見るともう一枚紙が袋の中に入っていた。開いてみると、「七福神」についての簡単な説明が書かれていた。曰く・・
  寿老人(健康長寿)
  毘沙門天(勝運)
  大黒様(幸福)
  恵比寿様(金運)
  福禄寿(出世開運)
  布袋尊(家内安全)
  辯財天(良縁)
簡単すぎてよく分からないけど、要するに布袋さんは家内安全を司る神様なんだろう。ならば、車のキーホルダーに貼っておくのがいいじゃないだろうか。私がバスで生徒を送迎している時に事故でも起こったら、一大事だ。塾どころか家庭も崩壊してしまうかもしれない。交通安全こそが我が家の家内安全の基本だ。そう考えついてすぐに貼ってみた。


 私が行った初えびすで、交通安全のお守りを全車のために買ってきたから、この布袋さんと合わせれば安心して安全運転に努めることができそうだ。だからと言って、決して油断などしないが。

 後で聞いたところによると、妻は恵比寿様だったそうだ。お御籤も大吉続きで、なんだか春先から縁起がいい。息子は、辯財天という話だが、可愛い彼女に恵まれるのかな・・。
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初えびすだけど・・

 毎年正月5日には、初えびすに詣でたことを記事にしている。4日の夜塾を終えた後出発して寺の境内に並び、火を囲みながら、午前0時となった瞬間に祭事が始まるのを待ち望む、そんな光景を一年の始まりの大切な行事としてもう30年近く過ごしてきたが、今年はどうしても4日の夜には出かけられそうもなかった。というのも、塾生を送って帰ってくると、11時45分くらいになり、それから教室の掃除をしたり、遅い夕食を食べたりしていると、どうしても0時を回ってしまう。その後で出かけたら、帰宅できるのは1時をゆうに過ぎてしまうだろう。それはちょっとハードだし、5日の朝はいつもより早く家を出なければならないので、やはり今年は深夜に出かけるのはやめた方がいいな、と判断した。5日の午前の授業を終えた後に少しばかり時間に余裕があるから、その時に参拝した方が夜遅くにバタバタ焦るよりもずっといい。そう決めたら、なんだかすっきりした。年が明けてから、ずっと「初えびすはどうしよう」と少々思い悩んでいただけに、心を決めたことでずいぶん気が楽になった。
 別に大したことでもないが、恒例の行事を毎年の通りにやらないというのはなかなか気が引ける。今までが大過なく過ごしてきただけに、今まで通りやっておくのが一番いいような・・でも、時間的に無理だし・・などと堂々めぐりを繰り返してしまった。なんだかいつの間にか因循な人間になってしまったようだが、そうは簡単に思いきれないのも、年を取った証拠なのかもしれない。でも、結局は、初えびすに参らないわけではないのだから、実際のところは何も違いはない!、と思いきれたのはよかった。グダグダ悩まずにもっと早くにスパッと決められたならもっとよかったのだが・・。

 ということで、初えびすのレポートはまた昼過ぎに・・。

 

 東京へ戻る前の息子をお供にして、不動明王の待ち受ける山門をくぐった。

  

  思いの外、参拝客が多く、日差しも緩やかで、明るいときに来るのもいいな、と息子と話した。だが、いつもは薄暗くてさほど苦にならなかった階段が、こんなにも急だったのかと、初めて気付いて驚いた。

 

 息を切らして上りきると、見慣れた風景が陽光の下で広がっていた。
「太鼓の音がしないのは寂しいね」
と息子は言ったが、このまったりした正月の昼の雰囲気もいい。

 

 時間が限られているので急いで参拝したが、久しぶりに息子と二人だけで話せたのは楽しかった。
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Google

 年始年末にやたら目についたのが Google のCM。ふだんからずいぶんお世話になっているものの、CMのように見事に検索されると、本当かな?と思ってしまう私のような天邪鬼は日本中にきっと何人もいるだろう。だが、ひょっとしたらCMのように思い通りに操れるのかもしれない、そんな半信半疑な気持ちを確かめる恰好のチャンスが早くもやって来た。

 毎年塾の教室に鏡餅を供え、新年の寿ぎとしているのだが、その鏡餅が驚くほどの勢いでひび割れてしまう。今年も昨日3日に調べたところ、まさに縦横無尽にひび割れていた・・。

  

 さすがワールドカップ開催の年だけあって割れ方がサッカーボールのようだと感心したが、それを見た小学5年生の一言が正月ボケ気味の私の頭をシャキッとさせてくれた。
「どうして割れるの?」
一瞬たじろいでしまった私だが、
「こういう場合は携帯の Google で調べると答えが出てくるんだぞ」
そう言いながらすぐに携帯を取り出して、
「鏡餅 なぜ割れるのか」
とTV・CMで見るような検索の仕方を入力してみた。すると・・、

 すると「日本橋 日月堂」という老舗のサイトがトップに出ていて、以下のような記述があった。

『いつも日月堂の鏡餅をご注文頂きまして誠にありがとうございます。
「日月堂の鏡餅はかっこがいいから」、「つき直しでおいしく食べられるから」など多くの理由で選ばれております。これも私達職人がひとつひとつ心を込めて最高技術を駆使して作っている本物だからと信じております。
しかし、本物ゆえに弱点がございます。これからも皆様に本物の良さを少しでも分かって頂けるようにあえてその鏡餅の弱点を紹介させて頂きます。
①日数により鏡餅はヒビや割れが生じる。
②日にちによりカビが生える。
理由 
日月堂の特に大きめの鏡餅はほとんど水をいれていません。また餅を搗く回数も大きいものほど少なくもっとも大きいものでは、3回搗いてほとんど米の状態で鏡餅に仕上げていきます。水分が少ない分、どうしても乾燥などによる、ひび割れ等は避けられませんが、後にのしもちに加工することが出来るという利点があります。
  (中略)
最近では鏡餅を飾るご家庭も少なくなってきたようですが、理由のひとつに割れたり、カビが生えたりと後始末に苦労したりするのが原因のひとつかもしれません。でも最近ではそんな事の無いように真空パックの容器のものや、形だけプラスチックで、中に切り餅がはいっているものなど衛生的で飾りやすいものもあるので人気もあるようです。それらに比べると、当店の鏡餅は割れやすく、カビも生える恐れがございます。
 本来、鏡餅はその様子をみて、ひび割れてきたら部屋が乾燥しているので、風邪に注意。カビが生えてきたから新鮮な空気を部屋にとりいれましょうなど、教えてくれるものかもしれません。「ひび割れが多いから火の取り扱いには注意しよう」など神様からのお告げのようにも受け取る事ができます。ご家庭が今年も一年健康でいられる様にと、身を引き締められるものでございます。
真空パックのものはつまり、神様からのお告げをシャットアウト、バリアーで拒んでいるような感じですね』

 なかなか面白い記述だが、これを読みながら子供のころよく作った「泥まんじゅう」のことを思い出した。ドロドロで水気がある間は丸いまんじゅうの形を保っているものの、干からびると割れ目が生じて崩れてしまったのと原理は同じなのだろう。そう言えば、水気の少なくなった私の踵がひび割れてくるのも同じ理由からだろう・・。
 Google ってやっぱり便利だな、と思った出来事だったが、でも、無料検索サイトを運営しながら、どうやってGoogle は会社としての利益を上げているのだろう?不思議でたまらないから、また今度検索してみようっと・・。
 

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恒例の

 お正月2日の過ごし方はここ10年くらい判を押したように同じだ。朝目を覚ますと、父がとろろを一人で擦っていてくれるからその手伝いをした後、家族全員で「いただきます!」。今年は、イノシシに山野が荒らされて、自然薯が壊滅状態になっているらしく、父が畑で栽培した自然薯もどきを食べた。天然のものとは違って野性味がなく、私には少々物足りなかったが、娘や息子にはかえってこの方が食べやすいらしく、案外の好評だった。イノシシに襲われて大怪我をした人のニュースも年末に聞いたから、これからはこの薯で我慢しなければならないだろう、と思うものの、やはり物足りないのはどうしようもない。
 
 昼からは塾の初授業。今年は欠席者が多いのは分かっていたが、それでもセンター試験を控えた高3生が数人出席してくれたから、気合を込めて初授業を行った。年末の疲れから腰が痛くて仕方なかったが、さすがに気合が入ると違う。元気よく初授業を終えられたのは喜ばしい限りだ。
 その後、親戚が一堂に会するところへ出かけた。家族旅行などで年々集まる者たちも減っているが、それでもやはり慣れ親しんだ親戚と新年の挨拶を交わせるのは嬉しい。思わずビールをグイグイ飲んでしまう。酔っ払って訳の分からぬことを叫んでも、誰も気にしない心安さが心地いい。一年に一度でもこうした会を持てる幸せを毎年かみしめている。束になったお年玉袋を、子供たち一人一人に分けていくのもまた楽しい。成人となった者たちはお年玉をもらえない決まりになっているのに、娘や息子はかなりの臨時収入をもらって、えびす顔をしていた。私も欲しいくらいだ・・。

 その後は、父が主催する年始恒例の食事会へと河岸を移動した。私の家族、妹と弟の家族、総勢16人が集まれば賑やかで楽しい。娘も息子には、何があってもこの会には参加するように厳命してあるが、娘が就職した来年以降はどうなるものやら、少しばかり心配だ。 


 あーちゃんは相変わらずパワー満点で活躍していたし、おしゃまなひまちゃんはますます可愛くなっていた。クリスマスプレゼントはどうだった?と訊いても、はかばかしい返事をしなかったから、そんなものはとうに意識の外に飛んで行ってしまっているのだろう。彼らの関心をつなぎとめるのも、簡単なことではない・・。

 帰宅後はTVを見てだらだらと過ごした。妻が録画していたスマスマでマイケルジャクソンがサプライズゲストとして登場した回の再放送を見たが、マイケルの登場にSMAPとしての存在をまったく忘れて、ただの一介のファンとして心から喜んでいたメンバーの姿に、なんて「純な心」をもった奴らなんだ、と改めて思った。この心がある限り、SMAPはトップスターでい続けられるはずだ。マイケルもそうだが、紅白で私たちを魅了した矢沢永吉のような存在になれるよう、これからも精進して欲しいと、スマヲタの近親者として思った・・。

 なんにせよ、年の初めがいつものように過ごせるのは一番の幸せだ!!
今年も頑張ろう!!
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2010年元日

 大晦日の夕方から降り始めた雪を眺めながら、初詣は目が覚めてからにした方がいいな、と決めた。運転手となるはずの娘は元日にしか帰ってこないし、大晦日に帰ってきた息子は新幹線の中で友達と酒盛りをしてきたそうなので、大掃除の途中からビールを飲み始めた私を含めて、誰も運転できる者などいなかったから、それも当り前のことだったが・・。
 
 で、昼過ぎに妻と息子の三人で初詣に出かけた。小高い山の中腹にある神社の周囲は銀世界で、車を運転するのも少しばかり恐ろしかった。それでも、道路に雪は積もっていなかったから、慎重に運転して行って何とかたどり着くことができた。しかし、さすがにこの雪では参拝を控えた人が多いのだろう、境内はがらんとして、元日の神社とはとても思えなかった。


 だが、お参りするにはこの方が楽でいい。ゆったりした気持ちで2010年が素晴らしい年であるように心から祈念した。

 もちろんお御籤を引いた。結果は「末吉」・・。

「もえ出ずる若葉の色ぞ美しき 花さき実のる末も見えつゝ」
「次第次第に運がひらけて盛になります あまりに一足とびにとんで事をしようとするとあやまちします 
時を見て心ながくのぞみを達しなさい」

 これはいい!!辛いことがあってもじっと我慢すれば、その甲斐あって花開くってことのようだ。今まで続けてきたことを辛抱強くやっていけば、道は開けるんだな!初春に有難いご託宣を頂いたものだ。心して頑張ろう!!
 さらに読んでいくと、

・願事 にわかに事をなさんとすれば災あり
・待人 おそけれど来る
・失物 出る低い所
・旅行 よろしさわりなし
・商売 次第に上りて利
・学問 危うし全力を尽せ
・相場 上がる気配あり
・争事 勝つとも損あり
・恋愛 相手は浮気心です
・転居 十分ならず
・生産 さわりなし
・病気 長びく末はよし
・縁談 叶うともおそし さわげば破れる

 なるほど、今年のキーワードは「辛抱」のようだ。我慢することが一番苦手で嫌いな私だが、そんなことは言っていられない。明るい明日を信じてふりかかる苦難にじっと耐えていけば、必ず楽しいことがあるはずだ。

 頑張るぞ!!!
 


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