暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

「キムチは食べない」

2013-07-25 18:34:20 | 日記

きのう母に電話をした。

先週の土曜日に、食品を買って持って行ってから、日にちが経ったので、そろそろ
食品が足りなくなっているのではないか、と思ったからだ。

聞いてみると、前回、たくさん持ってきたから、まだ残っている、と言う。

で、母は、

「キムチが入っていたけれど、私、キムチ食べないから、今度来たとき、持って帰って」

と言うのだ。

だが、どう考えても、キムチを持って行った覚えはない。


「キムチ?」

「キムチ、白菜の!」


と言うので、先週買ったものを思い出してみると、あ、チャーハンの素のことか。


「それは、豚キムチ チャーハンの素 と言って、中に小さい袋が入っているから、
 卵とご飯を炒めて、チャーハンの素をふりふりとかけると、おいしいチャーハンができるの。

 薄っぺらい紙の袋に入っているものでしょう?」


と、説明したが、とにかく「キムチ」味は、いやなんだろう。

よく見てないんだな。


それでは、と、聞いてみた。

「イカの塩辛を入れておいたけど、食べた?
 
 冷蔵庫に入れたと思うけど、見た?」

「見てない」

「賞味期限が10日くらいしかないものだから、早く食べてね」


母はイカの塩辛が好きなのだ。

やはり、持って行ったレジ袋の中は、あまりよく見てないようだ。

次に食品を持って行ったときは、1点1点、見せて、品物と賞味期限を読み上げることに
しようと、思った。


仕事、家事、地域活動、と1年半くらい前までは、なんでもこなして、周囲の人に、
頼られてきた母だが、認知症にはなってないにしても、思考も衰えてきているのか、
(大丈夫かな?)と思わせる。


介護の認定調査が首尾よくいけば、ヘルパーさんに買い物を頼める。

外にでかけづらくなった母が、少しでも快適に過ごせるようになったらいいなと思う。




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