92歳宮大工爺様が「わしも歳を。そろそろかな」と。が、度々寺に来ては無償で修繕作業を。「爺、昨今『わがままで結婚も子育ても拒否し、自業自得から骨を捨てられるは仕方ないが、親を巻き添いには』という後悔の人が増加。永代供養檀が必要に。永眠なんて贅沢はまだ先」「まだ死ねんか」と笑顔で。
90歳檀家婆様乳癌の手術を。術後の夕刻病室を抜け出し散歩。注意すると「寝てばっかりだと呆ける」と。今1人89歳婆様脳動脈瘤手術を。抜糸の時「よく見ろ。ホッチキスがまだ1個残っとろうが。毎日数えてたんだ、暇だから。しっかりせい」と両方共ドクターを一喝。腑抜けた我々には良き手本かな。