夢を追い続けもがき苦しむ息子から「親不孝してすいません」と手紙が。父親が返信で「父さんらが君らの力になってやれるのは私達が生きている間だけ。爺様が死んだ歳まであと15年、時間がないぞ。君は幼い頃から食が細かった。如何に空腹でも1度に定食2人前は無理だろ」と。この言葉で目が開いた。
拙僧当年取って55歳。昨今常に心中にあるは『あと何年女房殿と一緒におれるんだろう』ということ。父の他界年齢72歳まで生きれたとしても僅か17年。坊主でありながらあの世という世界がある事を心から望む。彼の地でも女房殿と一緒に居たいからね。確認を取る事が出来ないだけにあると信じたい。