学生時代東京上野界隈。若者が外国人に道を尋ねられ困っている時、浮浪者の一人が英語で対応を。「凄いね」と話し掛けると「ここには元医者、元弁護士も。事情は様々」と。「地位や名誉、高収入を捨ててまで得たい物って何ですか」と問うと「兄ちゃん。人間は上流階級になる程汚いし、欲深い」と一言。
わが女房殿は自分の子、他人の子、隔てなく厳しい。わが子が小学生時、お寺が友達との遊び場に。初めの内は挨拶や靴並べにも優しく注意を。が、何度言っても改善が。ある日全員の靴を集め「拾うてこい」と寺庭に投げ捨てた。その日以来みんな靴を。その中にはモンスターの親の子も。子育ては皆んなで。