これ食べたら癌には、と健康食品をやたら押し付ける方の主人が癌に。今度はこれで癌が消える、と別物を。『んっ、癌にならん物を食べさせてたんじゃないの』と。当の主人は医師に余命宣告されても平気。「泣いて、喚いて治るんなら何ぼでもやってやる」と。仕方なく奥様の逆上せに付き合ってたんかな。
檀家娘が「子育てもせず、家庭に1円も。散々母親を泣かせ、自分勝手に生きて死んで逝った父親。住職、世の中には何の役にも立たん人間って本当にいるんですね」と。「少なくとも命に関しては祖父母父母の存在がないと愛おしい我が子との縁は。が、君、百も承知で愚痴ってるだろ。よか、聞いたる」と。