1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

全国20代から60代の男女(既婚、恋人有)浮気率、2017年は22、5%と。2020年は28、9%と。絶対露見しないなら浮気したいという人が、2015年の調査では、男性42、6%で、女性23、5%と。

2021-11-02 14:37:15 | 法話
檀家の家で不倫の話が。旦那が「奥さんの不倫が3割前後あるそうですね、住職」と。「割合は知らんが、結構、実話は耳にする」「何が原因かな」「拙僧の知る狭い範疇では、給料が手渡しでなくなり、振り込みになってから、様々支障が出てきた印象が。女性が仕事を持った事も。男性と同じく浮気が出来る環境に」と。

【追伸】
この旦那が「様々支障とは、何ですか」と。「昔よく見た給料日あるあるの光景。給料日にご主人が、給料袋を奥さんに手渡しを。すると奥さんがご主人に『有難うございます。1ヶ月間、お疲れ様でした』と有り難く頂き、その給料袋のまま仏壇にお供えし、子供達を呼んで、皆で一緒に手を合わせ、父親のご苦労に敬意、感謝を。この一連の事が、銀行振り込みになってから、全て消滅。全ては、言い過ぎかな。お金の有り難さや、お父さんの尊厳が次第に薄れ、この頃からかな、奥さんのパチンコ依存、買い物依存、サラ金に手を出し、家計が破産と、こんなケースを聞き始めたは、その頃からの印象がある。拙僧の身近の例題だよ。結構にあるよ。そうなる原因は夫婦両方にある。お互いがお互いの責任にしている夫婦は、改善はないかな」と。




【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2293話目】 拙僧、見送りの手伝い(葬式)人数は900人以上。大半の人は「住職、世話になった」と笑顔で最期の挨拶を。見事、天晴れ。

2021-11-02 11:22:20 | 法話
人間の体って、不思議。定期検診で肝臓癌、星の様に散らばり、余命半年との診断に、檀家90歳の爺様が主治医に「何が半年じゃ。飯も酒もたらふくだし、美味い。体調も万全、夜も熟睡じゃ。俺の体の事は、俺が1番知っとるわい」と。他界したは97歳。癌は動かず、肺炎で。まだまだ奥が深そうだね、人間の体は。

【追伸】
主治医と患者(檀家爺様)さんのホッとする信頼関係の話を一席、しましょうかね。主治医が檀家爺様に「あなたの肝臓癌だが、痛くも痒くもなかろうが」と。「ああ、何ともないわい」「だが、あと2週間も持たんぞ」と。対し、爺様「2週間じゃと、このヤブが。そりゃ、困るわい。年金の振り込みは2ヶ月に1度じゃ。2ヶ月先じゃないと、お前さんに治療費が払えんぞ。どうすんだ」「そうなんだ。そりゃ、困ったな。病院も今、赤字経営でな、結構苦しいんだよ。じゃ、あと、3ヶ月おまけ、って事で、どうだ」「ありがたい。そりゃ、助かるわい」と。この爺様と主治医の漫才の様な会話(病院の病室内)を孫達が横で。葬式の時、孫達が「爺ちゃんだけど、なんか、凄かったね、住職」「そうだな」と。結果は、主治医の言った通り、その会話の2週間後、爺様は安らかに他界を。これは、20年以上前の話にて。





檀家高校生が「国会は与党と野党のいがみ合いにしか見えないんだよね、住職」と。対し「今年1月から6月の国会で成立した法案は、過去最高の62本。意外と野党も、政府法案に賛成してくれてるんだぜ」と。

2021-11-02 08:57:13 | 法話

檀家高校生が「今回の選挙も野党の負けだったね、住職。口を開けば『反対、反対』だから、国民も『国を前に進める気はないのか』となるよね。ところで、与党と野党の名称の意味は何なの」と。「与党は『政権構成、行政担当せよ』と使命を与えられた政党。野党は政府外在野の政党」「野次言う政党かと思ってた」と。

【追伸】
この高校生に拙僧「別に野党を擁護する気はないが、今年1月から6月の国会で内閣成立法案は62本。その内、共産党が賛成したは27本の44%と。立憲民主党が賛成したは46本の74%と。国民民主党が賛成したは55本の89%と。結構、賛成してるんだよね。ギャーギャーと、言ってる姿が放映されるから、何でも反対してる印象があるが。まあ、どっちにしても、日本を悪くしたい、なんて考えてる代議士は、1人もいないよ」「期待出来ると思うの、住職は」「期待するしか出来ないんだよ、国民は。その期待を任せるが、選挙だよ」と。