【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。２３０３話目】 結婚したカップルの内、４割が離婚するとの統計が。その４割の内訳は、恋愛結婚での離婚が８割、見合結婚での離婚が２割と。

３０代の時、不倫してまで結婚した夫婦が、４０代になって離婚の危機に。それもお互いのわがままから。その夫婦に拙僧「君らな。１０年前に方々を悲しませ、苦しませ、大騒ぎして、結婚した事を、もう忘れたか。お互いに選んだ相手を何故大事にしない。はしださんの『花嫁』という歌を２人で聞いて考えなさい」と。

【追伸】

はしだのりひことクライマックスの歌『花嫁』の歌詞。「花嫁は、夜汽車に乗って、嫁いでゆくの、あの人の、写真を胸に、海辺の街へ、命かけて燃えた、恋が結ばれる、帰れない、何があっても、心に誓うの」と。皆さん、この歌、歌詞も曲の流れも、凄くよかよ。１度、聞いてみてくださいませ。さて、その後、暫くは夫婦仲を取り戻したが、２人共が同時に、また不倫して、夫婦の終結を。拙僧が大学生の時、バイト先で縁あった極道の親分さんが「山本君。１度、人を裏切った人間は、何度でも裏切りよるぞ」と。人を裏切る前に、出会った頃の事を、今１度、思い返そう。出会うは運命。出会ってからは努力。最後には感謝を。