1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2300話目】 ドラフト下位での有名選手では、イチローさんは4位、掛布雅之さんは6位、金本知憲さんは4位、工藤公康さんは6位、と。

2021-11-07 16:09:10 | 法話
読者が「日本ハムの監督を新庄さんが、大丈夫かな。客寄せパンダじゃないの、住職」と。「検索してごらん。巨人の槙原投手から敬遠の球を三遊間に打ってサヨナラ勝ちした映像を。あれからだよ、敬遠球を物凄くバッターから遠くに外し出したのは。何をやるか分からない人。イノベーションの塊かな。期待大だよ」と。

【追伸】
この読者が「敬遠球を打った映像、見た事があります」と。「あれは、実はね、何日も前から、バッティングピッチャーに投げさせて、敬遠球を打つ練習をしてたそうだよ。それを見ていた野村克也監督(当時阪神)が「あいつ、練習してんなら、やらせてみるか」と、GOサインを。新庄さんは、指導者にも恵まれていたよね。田中角栄さんの『好きにやれ。責任はわしが持つ』だね、野村監督さんも。新庄さんは、突飛な事をする人に見えるが、業界関係者達から言わせれば、そうじゃないってよ。現役中は、誰よりも練習していたらしいし」「じゃ、期待できそうだね。住職が度々言われる『否定から入ったら、得る物はない』ですね」と。



【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2299話目】 時間にルーズな人間は、全てにおいてルーズな人間が多いかな。限りある物(時間)を人から奪って平気は、信用するに値せん。

2021-11-07 08:32:35 | 法話
檀家が「住職は『これだけは許せん』というものはあるか」と。「嘘をつかれる事かな。時と場合にもよるが。嘘は自分を守る手段でもあるからね。だが、人に迷惑が掛かる様な嘘はあかん。拙僧は『時間』というものを最も大切にしてる。嘘が露見した途端に、全て振り出しからやり直しになる。これ程に無駄はない」と。

【追伸】
この檀家男性が「そうか、時間か」と。「時間は命の刻み。人を何十分も何時間も待たせて、平気な人間は、信用するに値せん。拙僧は『失敗を許してくれる社会を、自由な社会。失敗を許してくれない社会は、自由な社会とはいえない』が基本的な考え方。が、何度もそれを繰り返す人は、論外かな。許し続けるは、その人の為にもならんから」と。「住職は何でそんなに時間に厳しいの」と。「余命を言い渡された人達(檀家さん)との付き合いが、数多にあるからね。拙僧はこれまでに900人以上の葬式を。その亡くなられた人達の中には、小学生、中学生、高校生もおられた。皆、残りの時間を大切に。その姿を見せられちゃ、ね」と。