1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2297話目】 所ジョージさんは20代前半、極貧生活を。宇崎竜童さんに拾われ、前座を。所ジョージの芸名も、宇崎さんが名付け親と。

2021-11-05 11:49:28 | 法話
所ジョージさんの父親は、義父のもとに「娘さんを嫁に」と申し入れに。が、職業が警察、持ち家がない、を理由に。よって2人で駆け落ちを。父親は警察を退職し、猛勉強して銀行に。毎月の給料で材木を調達。自作で家を。3年後、条件が揃ったところで再度、義父に申し入れを。で、めでたく結婚。で、所さん誕生と。

【追伸】
この話を聞いた時に拙僧、所さんのお父さん、義理堅い人だな、と。所ジョージさんを含め、この父親の子供達は「お父さんは、そこまでお母さんのことが好きだったんだ」と。義父と所さんの父親はそれ以後、ずっと仲が良かったと。子供達(所ジョージさん含む)が言うには「家族で食事が終わると、決まって父親は母親に『母さん。今夜もグーだったよ』とか、母親の休日という日を作ってあげて、出前を頼んだり、レストランに連れて行っていたと。所ジョージさんが奥様に優しいのも、それを見て育ったからかな。なんとも言えない暖かい雰囲気を持つ人は、やはり、家庭円満の家で育った人が多いかな、拙僧の周囲を見ても。勿論、一概には言えんが。