1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えただけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2319話目】 中曽根康弘元総理が「出る月を待つべし。散る花を追う事なかれ」と。常に、目の前の事を片付けるだけ、と言われてましたね。

2021-11-26 16:05:03 | 法話
昭和62年の4月、中曽根内閣の時に国鉄分割民営化が。拙僧25歳、結婚1年前。当時、高校時代の友人が国鉄の労働組合で大暴れを。民営化の話が本格化した時、その友人が「クビになるかも」と。拙僧「暫く大人しくしとけ」「わかった」と、車掌の試験を受けて電車内勤務を。クビは免れたが、目は付けられてたね。

【追伸】
当時、2つ上の拙僧兄も同じ車掌勤務で、その友人の話をすると「ああ、あいつか、知ってるよ。あの労組で暴れまくってた奴だろ。お前の級友だったのか。あいつ、面白いけど、激しいな」と。その友人が拙僧に「〇〇線(九州の某本線)で車掌勤務中にさ、通学の高校生が電車内でシンナーを吸い、傍若無人な振る舞いで、他のお客さんに迷惑を掛け、運転席にまで入り込もうとしていたので、ぶん殴って停車中にその高校生2人を、電車の外へほたり投げてやった」と。昔は、元気のよか子供(良い悪いは別にして)も、怒る大人も、そこら辺にいて、活気のある時代だったな。その是非は兎も角ですよ。因みに、少年の凶悪犯罪は、拙僧らの子供時代(50年前)の方が、今よりも約3倍多いとの統計が出てますよね。昨今はすぐ、ネット記事になるから、情報がダダ漏れで即、人の目に入るから、多い様に思われるが。但し、喧嘩は相手が、泣いたら、倒れたら、降参したら、そこまで。昨今の様に、何時間も殴り続けるなんて、ネチネチ話は、聞いた事がなかったな。