1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話】12月8日と言えば、2つの出来事が。釈尊が悟りを開かれた成道会と、太平洋戦争突入の真珠湾攻撃の日。山本五十六さんの五十六は、父親が56歳の時に授かった子供であったことからと。

2021-11-09 20:30:54 | 法話
12月8日と言えば、釈尊の成道会。2500年前、ネパールで王族の子として誕生した釈尊は、29歳の時に出家を。6年間苦行をしたが、苦行では悟りは開けんと下山。村娘スジャータの接待、乳粥で癒され、菩提樹の下で瞑想。世の中のものは全て移り変わるとし、執着による苦しみを離れた生き方を万人に示された。

【追伸】
スジャータといえば、昔、「スジャータ♪、スジャータ♪」のソングで有名なコーヒーフレッシュのCMでもお馴染みですよね。さて、12月8日と言えば、今1つ。真珠湾攻撃。太平洋戦争といえば、連合艦隊司令長官、山本五十六大将。五十六さんは本来、米国との戦争反対派。世相の流れを止められず、早く終結する為には、ハワイ攻撃の後、その足で米国本土へ。その後に和平を、と。が、真珠湾にあったは、駆逐艦だけ。空母が一隻も。後々、米国は真珠湾攻撃を知っていたのでは、と。裏でどの様な駆け引きがあっていたのか、本当のところは闇の中かな。広島原爆も、その威力を知りたいが為に1度も広島空襲は。米国が山本五十六大将を怖がっていたは事実との事。「五十六を殺らねば、米国が危ない、と。五十六大将の動向を常に監視していたと。まあ、皆が皆、異常な時代であった事は、確かかな。