【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2308話目】 拙僧父親は再婚。父が先に他界し、その後10年間、義母を。義母とは仲は良かったが、父の元へ送った時、悲しみより、安堵。
読者女性が「番組『そこまで委員会』で山口真由さんが自身の著書『普通の家族にさようなら』で問題提議を。親子の定義としてまず、母と子を定め、母との合意から第二の親を定義すると。従来、親に含まれなかった人も、親になれる様にする、と。親になる人の為に、精子バンクの法制化も、と。どう思う、住職は」と。
【追伸】
この女性に拙僧「様々問題がありそうだね、この定義は。例えば、現在、学校教育の現場で、モニター授業が開催されているところも。そうなれば、1人の先生が、何千人も1度に相手をする事が出来る様に。そうなると間違いなく先生に対して、人気、不人気の差が出来て、先生の存在そのものが見直される事に。つまり、精子バンクってのも、そういう事なんかな。拙僧、この本を読んでないので、何とも言えんが、優秀な精子を求めるという事かいな」と。「私の友人の中にも、耳に聞こえてきたものの中にも、虐待をする大半は、血の繋がった父親じゃない。母親と再婚した義理の父親にて。テレビ報道で出てくる、子供を虐待して殺した、の大半が、義理の父親。山口真由さんの意見もある意味では、ありだとは思うけど『子供の為』に第二の親(夫)を本当に母親が選ぶかといえば、甚だ疑問にて。そこには必ず恋愛感情(蓼食う虫も好き好き)が優先するから『子供の為』は大義名分で、結局『自分の為』なんじゃないかな、と。心情的な観点から鑑みても、これはじっくり考えた方がいいと思う」と。