女の子ならまだしも、男の子の大学入試、入社式まで親が顔を出す始末。子供本人の意思じゃなくとも彼女から見れば当然マザコン。挙句に婚約もしてない内から「うちの子は、これが好き、これは嫌い」と相手に注文を。当然破断に。わが子の道を閉ざしている己が姿がわからんのかな。子供が落胆して寺に。
禅宗系僧侶話は今も昔も興味深い。有名な経典2つ勉強したいが時間がないと老僧「どちらでもいいから迷うんだ」と経本を後ろに放り投げて遠くに飛んだ方を選んだと。90歳越えた老僧が突如英会話の勉強を。「遅いですよ」と笑う若僧に「今度生まれ変わった時に役に立つ」と一喝。最高、前向きな姿勢。
生前父の口癖は「清水次郎長偉いじゃない。大政小政の声がする。水戸黄門には資さん格さん。阿弥陀等の仏も脇は必ず2尊が。外様大名藤堂高虎公は将軍に企画書を出す時、必ず複数案を。単数だと高虎が支持した事に。複数なら選んだ上様の決定になると。当然トップはその心遣いを。この関係を築け」と。
大谷吉継公は関ヶ原敗戦を確信の三成方に味方し命を。徳川方に付く為進軍していた時、秀吉公主催茶会の場面が脳裏を。『ハンセン病のわしが口を付けた茶器を皆飲んだ振りして横に、その中、三成だけは違ごうた』と引き返したらしい。「虎は死して皮を残し、人は死して名を残す」と。出来るかな、私に。
少し昔は未婚者と母乳育児しない女性が乳癌発症は圧倒していたと。現在は12人に1人。その数字は驚愕だが120人に110人、1200人に900人は枠外と考えると少しは安堵感が。テレビ情報だが外国の医学会が、しっかり家事する女性の発症率は低いと。母性本能の活性が影響を与えているのかな。