伊坂幸太郎 著。
ヤマ友さんに薦められて 初めて読んだ 伊坂作品 から早2年。
三冊目の伊坂作品。 この感覚、久々だ。
やっぱりおもしろい、この人の書く話は。
●バンク
●チルドレン
●レトリーバー
●チルドレンⅡ
●イン
短編集のようで 実は全部つながってる。
『短編集のふりした長編小説』 だそうです。 うまい!
それぞれの章で語り手が違います。
が、全てに登場するのが 陣内くん。
サイコーだよ、この人。
自己中心的、世界最強のKY。
だけど いつも本質付いてたりする。
実に魅力的な男だ。
是非、会って話をしてみたい。
盲目の永瀬君も素敵です。
この 『チルドレン』 2004年度の直木賞候補になるも選外。
な、なんと この年に取ったのは 『空中ブランコ』 だった!
陣内くん、あの伊良部先生に負けたのか・・・
う~む。
あの二人を会わせたらどんな風になるんだろうか。
実に興味深い。