今日のシネマ
1939年 アメリカ
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先日観た 「ステキな金縛り」 の中にキャプラ作品が出てきました。
ああいうシーンは遊び心があって楽しい。
ましてやそれが自分が観た映画だと尚更。
作中のやりとりの中で、名作 「素晴らしき哉、人生」 は既に観てましたが
「スミス都へ行く」 はまだだったのでレンタルして観てみました。
こういう時、やっぱりディスカスは便利なのよね。
上院議員の一人が亡くなるところから物語は始まる。
空いた一議席を埋めるため、誰をもってくるか討論する政治家たち。
彼らはダム建設の法案を抱えており、何でも言うことを聞きそうで害のなさそうな
少年団の若き団長に白羽の矢を立てる。
政治のことなんて全くわからないスミス(ジェームス・スチュワート)は あれよあれよというまに議員として引っ張り出されるんだけど
この人の存在がやがて、悪代官・・・いや、腹黒い政治家達を悩ませることになる。
正義とは、真実とは何ぞや、というキャプラお得意のストーリー。
今から72年も前の作品です。
悪い部分をこちらにわかりやすく描いてて
えー! そんなことまでするの? って思うけど
今の時代もなんら変わってないような気もするし。
後半のスミスの演説シーンは見ごたえがあり
観てる誰もが 頑張れ!って言いたくなると思います。
ラストの運びがちょっと弱い気もしますが、とってもいい映画です。
たまには昔の映画に浸るのもいいなぁ。
議長役の ハリー・ケリー がいい味出してます。
それと スミスをサポートする ジーン・アーサー も!